LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

連載8〔Webをフル活用して来館UP!!自社集客向上:実例集〕ゼクシイネット予約200%UPの実例②【ミッテ(株式会社ベック) 取締役 大前友美氏】
前回紹介した大都市圏にあるゲストハウス施設が、主にゼクシィnetのテコ入れによりどう上がったのか。下段の表の通り、基本TOPPVの月間平均は、施策前の1200PVから1800 PVにまで増加。訪問予約数は以前の12件から倍増の27件となりました。
年間来館数は600件で、以前の400件から200件の伸び。直近の1 月の来館数も、コロナ前を超える勢いです。HPも改修しましたが、やはりゼクシィnetの対応による伸び幅が大きかったのが特徴です。
≪広告≫広告の主な対応としては、ゼクシィの誌面構成を全面変更し、ビジュアルの映えるレイアウトに変更。またゼクシィnetの全画面を修正。基本ページ・フォトギャラリー・プラン・フェアなど、当社で運用を預かり一つ一つ変更していきました。現在はゼクシィ本誌を見たユーザーの予約の出口がほぼnet。つまり本誌の位置づけは看板で、その後netでどんな会場かを検討するため、この部分がしっかりしていないと予約には至りません。
例えばフォトギャラリーは、メインの写真はもちろん、20カセット全てを変更。レイアウトを変えた以外に、そもそもニーズの少なかった夜の写真が上の方にあったりしたため、別の写真に差し替えました。あわせて新しい写真素材も撮影。インスタ映えする雰囲気づくりを重視しながら、会場を紹介するというよりも世界観づくり、つまりブランディングを重視しました。
ゼクシィnetで表現している世界観は、他媒体にも共通させることが大切。軸はゼクシィで、公式HPや、他サイトの構成・写真も変更していきました。
結果として、新しいビジュアル発信後にまずはゼクシィnetのPVが増加。安定した段階でアクション率(予約率)を上げていく2 フェーズでの施策を推進。その間に徐々に出稿ページ数を減らしながら、最終的にはゼクシィnet予約が前年比225%にUPしました。
≪会場特性≫都心部にありながら施設の規模感が大きい特性を踏まえ、スケールを伝えるために広告内でキャッチ・写真を合わせて展開。特にハードの特徴を伝えるため、ライティングは全て直しました。【完全貸し切り】、【壮大なスケール感】など、自社に居ると分からない強みを文章でも伝えています。
≪チーム・集客体制≫集客担当者が作業する内容と、弊社で請け負うクリエイティブの業務を仕分けし、集客スタッフの業務を軽減化。また、会社として集客スキルのレッスンとルーティーンの構築も進めました。集客スキルに関しては、レポートの読み解き方のトレーニングが重要です。フォトは良くなったものの予約率が落ちたタイミングで、なぜなのかを理解してもらう。これは他会場の新春の事例ですが、プランページはAの評価ながら、マタニティや少人数、直近プランばかりというケースがありました。本来はコアとなる秋のプランを見られていないといけないわけですが、実際には他のプランばかりが見られていて最終的に予約に繋がらない。どのプランが見られているのかも、しっかりとセットで分析していくことは非常に重要です。
≪商品・アイテム≫料理やドレスなどアイテムのクオリティが高かったため、ユーザーがイメージしやすいように写真を選定し直し、キャッチフレーズも変更しました。
≪環境≫都心部で競合多数の超人気エリアであることから、あえて競合との類似施策はせず独自路線を徹底。競合の少ない郊外であれば、徹底比較も生きてきますが、都心部ではキリがないため、それならばハードが十分に強く、アイテムなど負けない要素をしっかりと出していくことを優先しました。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月1日号)

