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《連載2:HP集客5つのポイント》Googleアナリティクスの分析【アンドディファレンス 代表取締役社長/CEO 秋山弘毅氏】
Webサイトの来館予約数が、それまでの月に2 件から8 件にまで上昇し、かつ成約率も過去最高になった会場があります。このケースで強化したのは、Googleアナリティクス(以下GA)の分析でした。
Webサイトには日々さまざまな人が訪れます。それらユーザーの足取りを記録、集計することで傾向などを調べることができます。GAは無料ながら高機能であるため、分析ツールとして活用する企業も一般的ですが、ことブライダルにおいては確認していないというケースもまだまだ多い。見方が分からないという声もよく聞かれます。GAについての3 つのポイントは、①ユーザーレポート、②集客レポート、③行動レポート。この分析により、様々な施策の効果を把握し、その後の改善に繋げていく基本指標でもあります。
①ユーザーレポート=サイトを訪問したユーザーの調査。HPに来ていると推定されるユーザーの年齢、性別、どの地域から見ているかといったことも把握できます。またデバイスについても、PC、スマホ、それともタブレットからなのかなど。
仮にPCよりもスマホからが多いのであれば、スマホのUI、UXを強化する必要があります。また年齢層や地域も、ターゲットとは全く異なる人が見ている可能性も。年齢層については、列席者ばかりということもあり、またオープンしたての式場の場合は、全国の同業者に見られている状況も把握できます。これを確認することで、WEB広告がそもそもエリアに刺さっていない、それならばもっと効果的な展開をしようという改善に繋がります。
②集客レポート=どこからそのサイトに来たのかを確認できます。Google経由か、Yahoo!経由か、それをもインスタからなのか、流入元のメディアとそれぞれのコンバージョン貢献度合いを把握。インスタについても、広告からか、投稿画面からかも明らかになるため、広告効果は一目瞭然です。
流入元メディアの把握により、広告を打つ先も変わってきます。例えば、Googleからの流入が多いためリスティングを行っているが、実はYahoo!からのコンバージョン率の方が高い場合もあります。ちなみに西日本の地方エリアでは、GoogleよりもYahoo!の方が効果は高いという場合もあり、エリア性と自社の状況をGAで確認していきます。③行動レポート=サイト内でユーザーがどういった動きをしているか。例えばHPに入ってきて、どのページが一番閲覧されているか、コンバージョン貢献度、滞在時間、離脱率、直帰率も確認できます。
この分析は、ユーザーの欲求がどこにあるのかを判断する指標となります。例えばドレスページの滞在時間が長く、離脱率が低く、次の遷移先がフェアページが多い場合。ドレスへの意欲が高いことが明らかであり、そこでフェア、プランで衣裳を必ず入れていきます。また一番読まれているページを把握することで、一番読みやすい場所に置くというUIの改善。サイト全体を改修することなく、バナーの位置を変える、フェアとプランの位置を変えるといった対策を打つだけでも、冒頭に紹介したような成功事例は生み出されます。
上記3 つの分析は、改善にも繋がっていきます。仮にチャペルのページでの離脱が多ければ、ユーザーの求める情報を得られない状態だということ。そこで写真を変更する、一枚だったものを複数枚に変えるなどの改善を進め、その結果もさらなるGA分析で把握し、最適な状態に導いていきます。
GAが見られるようになると、感覚値ではなく、よりデータに基づいた意思決定をできるようになります。つまり効率よくWeb集客の改善も可能。例えばバナーの検証についても、何となくや、本社からのトップダウンを優先掲載するのではなく、実際に検証してみることで、どちらがよりクリックされているのか、またサイト流入後の直帰率はどうか、データに基づいて判断できます。そうすることで、より効果的な改善を積み重ねることができ、ユーザーにとって嬉しい情報の提供ができるわけです。
当社では、パンフレット制作にも対応しています。資料請求のコンバージョンに対して、ユーザーはどのページに興味を持っていたのかをGA分析で確認することにより、欲求を叶えるためのコンテンツを入れるなど、ツール制作にも活かしています。( PR)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号)

