LISTEN to KEYMAN

キーマンに聞く

【介護の視点から見る いい結婚式の作り方】1cmの段差でも転倒の危険性(フォーハート 取締役部長 竹森利恵氏)

【介護の視点から見る いい結婚式の作り方】1cmの段差でも転倒の危険性(フォーハート 取締役部長 竹森利恵氏)

 【結婚式場の設備】
 晩婚化・高齢化が進み、結婚式においても更に高齢のゲストが増える時代に突入。皆さんの会場の設備は大丈夫ですか?車椅子は十分な台数を用意していますか?ブレーキはちゃんと効きますか?式場スタッフの車椅子研修もぜひ行っておきましょう。

【階段・段差・スロープ】
エレベーターやスロープはありますか?もし、階段しかない場所がある場合は、車椅子の方の介助が必要になります。車椅子の持ち方など、もう一度スタッフに確認してみて下さい。歩ける方でも、高齢者の場合は注意が必要です。わずかな段差(例え1㎝でも!)は要注意。実は大きな段差よりも小さな段差の方がつまずきやすいのです。また、マットなどの縁につま先をひっかけて転倒する危険性もあれば、軽く傾斜になっている廊下も実は危険です。歩行が不安定な方は、加速がつくので、足がもつれて転倒します(特にパーキンソン病の方は要注意!!)。以前、私がレストランを利用したあるホテルでのこと。化粧室の入り口から壁に向かってスロープがありました(車椅子の方には便利です)。私が手を洗っている間に、何人もの高齢女性が、「おっとっと」と言いながら壁にぶつかっていきました。「スロープを用意し、設備を整えた」と安心せずに、現場の様子を、ぜひ目で見て確認していきましょう。

(詳細は紙面にて、2月11日号)