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中国のホテルに日本の結婚式を輸出(ニューバリューフロンティア 代表取締役 髙宮孝一郎氏)

中国のホテルに日本の結婚式を輸出(ニューバリューフロンティア 代表取締役 髙宮孝一郎氏)

  ブライダルアウトソーシングのニューバリューフロンティア(東京都渋谷区)は、10月に中国大連にオープンしたラグジュアリーホテル、バンブーホテルの結婚式部門のコンサルティング業務をスタートした。日本スタイルの結婚式を現地で展開していきたいというバンブーホテルの意向を受け、日本式の集客、接客、オペレーションのノウハウを注入していく。中国でも「おもてなし重視」の日本スタイルが注目されている今、新たな展開として期待も高まっている。

――NVFとしても、中国では初の展開です。ノウハウ提供に至った経緯は。
髙宮「ブライダル産業フェアに出展していた際に、中国国内に15ホテルを運営している運営会社から相談を受けました。バンブーホテルは、中国国内でもラグジュアリーに位置しており、今後、日本スタイルのウエディングをホテルでも展開したいとのことでした。10月にオープンした大連のホテルは、運河沿いの再開発地域に位置し、200名以上を収容できる大型バンケットホールを2 ヵ所も有しています。別棟になっている大きなホールをチャペル風にコーディネートすることで、日本スタイルの結婚式を実施していきます。もともとこのホテルがあるエリアは、中国でも人気のウエディングフォトの撮影スポットとして、多くの人が訪れているため、こうしたニーズも含めて取り込んでいきます。」
 ――集客の面から、様々なサポートをしていくそうですね。
髙宮「中国の場合、日本で言うプロデュース会社が集客において力を持っています。顧客はプロデュース会社に行き、そこで契約、ホテルは送客してもらうという立場です。それに対し、ホテルとしても自社できちんと集客をしていきたいとのことでした。他にはない、日本スタイルの結婚式を実施することで、魅力的な商品を直接顧客にアプローチできると期待されています。当社が日本で展開していたディレクションのノウハウを提供すると共に、中国で人気のウィーチャットやティックトックなどのSNSを活用した広告展開も進めていきます。これまで、結婚式を運営する会場がこうした広告展開をするということはありませんでしたが、新たな自社集客戦略としてチャレンジしていきます。集客がやはり肝になりますから。」 
――日本スタイルの結婚式ということで、オペレーションも現地の一般的なものとは一線を画すのですか。
髙宮「例えば、中国の結婚式は当然ベースも円卓大皿の中華料理です。また、親戚や知り合いが自由に出入りするスタイルが一般的であり、席次表などもありません。ホテルの運営会社としては、日本の結婚式会場も見学した上で、これがいいという想いを持っています。そのため、オペレーションに関しても、日本の結婚式をそのまま輸出していきます。料理も中華ではなく、フレンチ又は和食をベースにしたものを採用。多人数にフレンチのフルコースを提供した経験のある料理人も少ないため、各スタッフのトレーニングも進めていきます。また、サービスマンのオペレーションも、フルコースに合わせて対応。その他、ウエディング当日に係る、レセプション、ゲストの出迎え、案内、新郎新婦のアテンドまで、全て日本式で対応します。これまでの中国にはないスタイルですが、ラグジュアリーホテルがやるからこそ価値があるとの考えです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号)