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3タイプ別診断【Le beau monde 代表取締役 立石麻由子氏】

3タイプ別診断【Le beau monde 代表取締役 立石麻由子氏】

――経歴を教えてください。

立石「イオングループの飲食事業の会社で勤務し、オープントレーナー、店長職を経験しました。その後退職し、紹介で出会ったビジネスコンサルから脱毛機器まで、出会いを繋げるという想いで営業代行の仕事をしていました。ただなかなかうまくいかず、当時はアルバイトを3 つ掛け持ち(笑)。それもあって心理学、統計学、行動心理学等を真剣に学び、4 年前からコミュニケーションに特化した研修事業をスタートしました。」

――どのような研修を実施しているのでしょうか。

立石「自己理解、他己理解を深めることを目的に、30個の項目に回答して3 タイプ別コミュニケ―ション診断を行っています。これまでの実績としては保険の窓口の研修を実施。保険の営業マンは顧客を選べる一方、窓口の場合は来た人に対応しなければなりません。自らのタイプを認識した上で、人にどう映っているのかも把握することで、コミュニケーション向上のキッカケとなり成約率も5 倍に上がりました。またadidasジャパンのマーケティング部では、スタッフ同士のコミュニケーション活性化をテーマにした研修を実施しています。」

―― 3 タイプ別診断とは具体的にどのようなものですか。

立石「気遣いタイプ、きちんとタイプ、天才肌タイプの3 つに分けます。気遣いタイプは人の顔色を窺うタイプで、常に他人軸。このタイプに対して、自分の考えを持ちなさいという言葉は禁句です。きちんとタイプは自分軸で、白黒をはっきりさせないとなかなか行動ができない。ただ行動をしたら、そつがない。天才タイプは気分屋で、感覚的なものを重視します。こうした特性以上に、言葉の受け入れ方に癖があるのがポイント。例えば天才タイプは結論から聞きたがり、同時に人にもそうします。それに対して、気遣いタイプはゼロから組み立てていきます。タイプ別に話す順番、アポの取り方、ヒアリングの順番なども変わっていきます。」

詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月21日号)