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~人前式にこだわりを~カップルの想いを紡ぐ人前式【テイクアンドギヴ・ニーズ ウェディングアドバイザー 有賀明美氏】
昨今人気になっている人前式。2人らしさが出せると注目を集める一方で、式のプロデュースにどこまで着手できているかが課題でもある。テイクアンドギヴ・ニーズ(本社:東京都品川区)のウェディングアドバイザー・有賀明美氏も、セレモニーの重要性を語る1人だ。有賀氏が目指す、「想いを紡ぐ人前式」の創り方を聞いた。
――新卒でT&Gに入社し、19年間プランナー人生を歩んできました。最近はセレモニーの大切さを力説しています。
有賀「パーティーのプロデュースは、カップルと打合せを重ね時間をかけて準備をする一方で、かねてから挙式の“薄さ”を感じていました。新郎新婦も結婚式の打合せといえば披露宴のみと思っていることが大半。プランナーが挙式の重要性をしっかりと語り、顧客に価値を理解してもらうことが大切です。」
―― 3 年前から【Hand to Hand Ceremony】として、人前式のプロデュースに注力しているそうですね。
有賀「定番の演出をさも当然のように実施しているのが挙式の課題点でしょう。例えば、バージンロードを一緒に歩くのはなぜお父さんなのか。大切なのは、お父さんと歩くというアクションの裏に、どんな想いが隠れているか。ヒアリングを通じ、その部分を紐解いていくことが大切です。水合わせの儀など、人前式で人気の演出がいくつかありますが、なぜその演出にしたかの理由がなければ、やらなくてもいいのではとも感じます。30分弱という短い時間ではありますが、今まで生きてきた時間より長い、この先50年間をパートナーと一緒に歩んでいく約束をする挙式。いわば、人生においてのターニングポイントです。参列者全員が新郎新婦に視線を注ぎ、集中する時間ですから、“なんとなく”でプロデュースしていては、挙式の価値は伝わらないでしょう。」
――どのように人前式のプロデュースをしていくのですか。
有賀「ヒアリングの前に、セレモニーの意味を伝えています。大切な人たちが集まり、30分弱の時間のなかで涙も流し、そして温かい気持ちに包まれる。そんな貴重な時間なのだと。その後、新郎新婦の話を聞き出していきます。」
――ヒアリングのコツは。
有賀「パーティーの打合せでヒアリングスキルが身についていれば、怖気付くことはありません。2 人がどんなことを大切にしてきたのか。相手に伝えられていなことはないのか。例えば口下手で愛情表現が苦手な新郎は、『普段は口にしていないが、相手のこういう部分に救われている』など、素直な想いが出てくることもあるわけです。想いを【言葉】にして気持ちを通わせ合うからこそ、これから先どんな困難があっても2 人で乗り越えていける、という感情も芽生えてくるでしょう。」
――こうしたヒアリングから、人前式の様々なスタイルが見えてくるとか。
有賀「例えば新郎新婦が心を向き合わせるべきなのか、もしくは両親に想いを届ける式にした方がいいのでは、など。時には2 人の結婚の覚悟を、家族だけではなく友人に見てもらい、安心してもらう人前式を提案することもあります。一言で人前式と言っても、新郎新婦の背景、人となりが違うわけですから、セレモニーにも違いが出てくるのは当然のことです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月11日号)
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