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キーマンに聞く

ATMでご祝儀決済【セブン銀行 セブン・ラボ副調査役 田中 健氏】
昨年4月、セブン銀行(東京都千代田区)は、テイクアンドギヴ・ニーズ(東京都品川区)との連携により、祝儀収納代行サービス【つつむと】をスタートした。ご祝儀を全国約2万8000台のセブン銀行ATMで代理収納し、お祝いを受取る新郎新婦の銀行口座に入金するというサービスであるが、今年の4月にはcanonica(東京都渋谷区)の提供するWeb招待状【Weddingday】と業務提携し、今後はブライダル市場への積極展開を進めていく。
これまでの経緯
田中「昨年4月から先行利用という形で、T&Gの新郎新婦に期間限定で無償提供を始めました。利用実績は1年間で636組、ゲスト約1万2000人、ご祝儀総額4億円となり、クレジットカード決済や銀行振込によるオンラインご祝儀機能と比較しても、導入率から非常に高く評価されました。そこで今年4月に正式にサービスをリリース。【Weddingday】を運営しているcanonicaと提携し、オンラインご祝儀機能の収納手段の一つとして導入してもらったことで、T&Gでも引き続き使ってもらうと共に、より幅広く利用できるようになりました。今後は他のWeb招待状サービスとも、提携を検討しています。」
サービスのながれ
田中「Web招待状の画面から【つつむと】を選択してもらうと、ATM取引に必要な番号が発行され、ゲストはその番号をATMに入力し入金。ご祝儀の事前収納も可能で、新郎新婦側には申請から約10営業日で自身の口座に着金します。先行利用時には新郎新婦はセブン銀行の口座開設が必要だったのに対し、今回はスキームを見直しています。当行の口座を持たなくても普段使用している口座に入金されたご祝儀を振り込むようにしたことで、新郎新婦の利便性は向上しました。」
【つつむと】のメリット
田中「先行利用時は無料提供でしたが、正式リリース後は【Weddingday】経由の場合1.9%を新郎新婦からいただく形です。クレジットカード決済は通常3~5%で、さらに決済代行手数料が加算されると5~7%程度になるケースもあり、それに比べ安価です。ゲスト側としてもカード情報流出などのリスクが少なく、土日祝日・夜間でも手数料は変わらず入金できる点は大きなメリットだと言えます。また既存の銀行決済に対しても、わざわざ振り込みに行くことを考えると、全国のセブンイレブン店舗をはじめ、全国に2万8000台のATMを持っていますので、いわば近場ですぐに対応できるのは優位です。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)

