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700万回再生記録TikTokの運用【グランディエール ブケトーカイ婚礼営業部部長 芥川 和正氏】
――TikTokに注力し、大きな“バズり”を見せています。
芥川「運用開始は2021年6 月。それまではインスタに力を注ごうとしていましたが、他社も同様の流れでしたし、ハードルは高いと感じていました。ブルーオーシャンだったTikTokの方が可能性はあるのではと考え、投稿を開始しました。当施設は静岡駅前のビルインで、ホテルのような印象を抱くカップルも多い。ゲストハウスのようなカジュアルなパーティーもできるという訴求にも、活用したい狙いがあります。」
――現在のフォロワー数は約2 万人3000人。1番多いもので、再生回数は750万回再生を記録しています。
芥川「その動画は新郎新婦からウェイトドールを両親にプレゼントするという、結婚式における“定番”とも言えるシーン。中高生などTikTokを使う若年層にとっては見たことのない演出でしょうし、列席世代にとってはコロナで参列の機会が減ったからこそ、“新鮮”に見えたのではと考察しています。200~300万回再生を記録している投稿も多々ありますが、特に奇をてらったようなものではなく、結婚式のワンシーンを切り取ったものになっています。動画は週に1 度の投稿を目安にしており、スタッフがスマホで撮影。画面右側にいいねやコメントのバーが表示されるので、センターを少し左にずらして撮影すると、実際の視聴時にバランスも良くなります。」
――小学生など、結婚式との接点が少ないユーザーからのアクションも多いそうですが。
芥川「インスタはハッシュタグ検索の能動的な動きがあってヒットしますが、TikTokはおすすめに表示されるかがカギ。そのためには多くのアクションが必要で、小学生のコメントも重要になってきます。」
――運用以降、式場の認知度アップなどの状況は。
芥川「新規来館の時点で『見ています』という声も上がっているほか、年に3 回高校生や大学生なども対象にしたドレスの着用イベントを無料で企画。若い世代はSNS映えするネタを探している一方、どうしても素材の限界がありますから。ユーザーの動画がまたバズれば、式場の認知に繋がってきます。大学生の場合数年後には花嫁になる可能性もありますから、TikTokを通じて多角的にアプローチを進めています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月11日号)

