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キーマンに聞く

隔月連載:第3回:集客経路別〔攻略法〕自社HP集客比率30%と50%の違い『サイト本体編』【ベック(ミッテ) 取締役 大前友美氏】
自社HP集客比率30%と50%の会場では、どのような違いがあるのか、前回に引き続き解説していきます。今号では、サイト本体について、そのポイントをあげていきます。
8 Page Speed Insights(ウェブページの読み込み測定)
ウエディングのサイトは画像も多く、パーティーレポートもあるため重たくなりがち。サイトを開きたいのに、全然表示されないという状態も考えられます。それを測定するツールを使い、会場のURLを入れて分析。分析結果としてはスマホで見た時の合格・不合格、デスクトップ見た時の合格・不合格を確認できます。
その上で、どの部分が悪いのかも検証。使っている画像が悪いのか、それとも中の処理の問題なのか。分析ツールでは、改善提案もしてくれます。もちろん会場で対応できなければ、制作会社にフィードバックしてスピーディーに改良してもらいます。理想的なのは、スマホをタップした時に3 秒程度で出てくる状態です。
9 プランページ ※最低2 分以上
プランページの閲覧時間は重要です。閲覧時間が長い、つまり興味を持っている場合には、コンバージョンも伸びやすい。一方でHPからの全体の予約が悪化している場合、80%はこのプランページの問題であり、測定してみると閲覧時間も1 分を切っているというケースはよく見られます。閲覧時間の短い要因としては、例えば直近のプランばかり出していないか、少人数プランが多くないか。ターゲットから外れていると、閲覧されなくなります。最低でも1 分半あるかどうかを基準にしてみてください。
10 ブライダルフェアへの予約導線
予約への導線が整備されているか。これはHP全体の設計の話でもあり、資料請求、見学予約、LINE相談、問合せなど、とにかくボタンの多いHPもよく見受けられます。本来の目的はフェアページに誘導し予約完了をしてもらうことであり、それを考慮すれば極力余分なボタンは見せないという作り方も大切。文字のサイズを大きくして派手にするなど、整えていきます。
11 アクセス解析で健康診断
GAを日常的に使って健康診断ができているかどうか。ちなみに7 月からGA 4 に切り替わったことで、目下の課題になっています。使い方に迷っている人もいるようですが、これからに向けて対応が必要です。
12 EFO対策(エントリーフォーム最適化ツール)
予約をする時に書く項目が多い、打ちづらくないか。せっかく予約フォームに来たユーザーも、煩わしければ離脱してしまいます。例えばメールアドレスのアシスト機能、入力した部分の色を変えるなど工夫が必要。単純なことですが、聞く質問の数が多い、幅も細くて打ちづらい、電話番号のハイフンを入れるのか入れないのかといった明記も大切なことです。
13 フェア予約フォームの完了率
これは12とも関連していて、フォームに来た人の何%が入力完了しているかの測定です。最低でも50%あるかを、ひとつの目安にします。
14 予算 広告費のかけ方
HP集客の割合が30%以内の会場は、ゼクシィへの投下も多い傾向です。ゼクシィの広告費が、半分以上の予算を占めていることも見られます。裏を返せば、ゼクシィの出稿量を減らしたときに全体として減ってしまうという恐怖感を持っているわけで、なかなか踏ん切りもつかない状態。
一方でHP集客50%になれば、数字も逆転しゼクシィへの投下は半分を切ってきます。ある程度そこに予算をかけるからこそ、自社集客も上昇するわけで、結果として広告費全体を削ることも可能になります。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月1日号)

