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連載21〔最新ブライダルマーケティング術〕戦略をしっかりと構築し戦術に移行【アンドディファレンス 代表取締役社長/CEO 秋山弘毅氏】

連載21〔最新ブライダルマーケティング術〕戦略をしっかりと構築し戦術に移行【アンドディファレンス 代表取締役社長/CEO 秋山弘毅氏】

10月から3 回にわたって、ゼクシィリニューアルに伴い当社で作成したゴールデンプレートを解説してきました。今回は3 C分析、ペルソナ設計が4 Pに繋がっていき、4 Pを作った上で改めて競合調査を実施するというプロセスをおさらいします。

3 C分析では自社が提供でき、競合の提供できないポイントをあぶりだします。自社の事実として、企業理念・ビジョン・事業の現状・結婚式商品について明確化。競合に対しては同時検討理由・勝ちポイント・負けポイントを言語化します。続いてペルソナ設計。獲得したいペルソナ像を明確かつ言語化させ、「うちっぽい花嫁」を作っていきます。ポジショニングは、競合のポジション(リーダー・チャレンジャー・ニッチャー・フォロワー)を把握すると共に、自社のポジションを理解し目指すところをどこにするか明確にしていきます。SWOTでは、内部環境の強み・弱みを明確化させ、外部環境の機会・脅威を把握します。

4 P については、3 C分析、SWOT分析で見つけ出した自社の強み・価値をどのように新郎新婦へ発信していくかの具体的施策を考えます。Product→戦略に合わせた最適な商品設計が実行できているか。Price→競合の状況を把握した上で、最適な値付けができているか。Place→トリプルメディアそれぞれの特性を把握した上で、使い分けが的確にできているか。Promotion→広告宣伝費の最適化ができ、適切な予算配分ができているかを検証します。

上記のプロセスを経た上で、競合比較を実施。①出稿状況(参画パック・オプション)=競合の参画パックを知り自社と情報量の差を把握。②ソート順=エリア検索時の自社の順位と競合の順位を把握。③画像出し分け=競合がどのクラスタでどの写真を魅力ポイントとして打ち出しているかを把握。④キャッチコピー=競合が訴求したい内容をキャッチコピーでどのように打ち出しているかを把握。⑤ 3 つのおすすめポイント=競合が訴求したい内容を3 つのおすすめポイントでどのように打ち出しているかを把握。⑥プラン=競合が打ち出しているプラン内容(時期/人数/金額)を把握。⑦フェア=競合が打ち出しているフェア内容(来館・成約特典/試食/他コンテンツ)を把握。⑧特典=競合が打ち出している特典内容と適用期間を把握。③~⑤は、毎月調査して競合の変化をスピーディに掴みます。

戦略を定義し、競合比較を行った上で、写真・キャッチ、クラスタごとの画像だし分け設定、基本情報のウエディングデータ情報の見直し、フォトギャラリー、1 カセット目の作り込みなどの戦術部分に落とし込みます。戦略を基本にしていかなければ、こうした対応も効果を発揮しません。

 

 

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月21日号)