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キーマンに聞く

連載2《ヘアメイク業界を席巻!!Serenoの仕組みに迫る》管理職抜擢制度②会場へのイベント提案で単価アップを実現【表参道店店長 人材開発部部長 池田恵都氏】

連載2《ヘアメイク業界を席巻!!Serenoの仕組みに迫る》管理職抜擢制度②会場へのイベント提案で単価アップを実現【表参道店店長 人材開発部部長 池田恵都氏】

創業から8 年余りで、取引会場数70ヵ所と急成長を遂げてきたブライダルヘアメイクのセレーノ(東京都港区)。会社の未来を担う中核スタッフへの取材を通じて、躍進を支えてきたその仕組みに迫っていく本連載。わずか23歳で管理職の店長に就任した池田恵都さんの後編を紹介する。

 

池田「今は私自身が店舗を管轄し、ヘルプや委託のスタッフに指示をする立場になりましたが、来てくれたスタッフに対しどうすれば気持ちよく働いもらえるかを考えながら準備しています。初めて来る人もいますので、なるべく早い段階で分かりやすく的確な情報を提供することを重視。当日の進行の動線に合わせた補足の資料を作成、手書きのメモも加えてリハーサル段階で顧客とコミュニケーションが取りやすいように共有しています。リハーサルでは新婦から質問されることも多く、そこで分からないことがあると、スタッフは不安を抱いてしまいますし、店舗に対する不信感につながっていきますから。」

一口メモ:管理職候補になるためには、対人関係能力も重視される。

池田「表参道店舗のある会場に対しては、当社だけのアイテムフェアの企画を提案し実施しています。毎月イベントの日を設けて、商品提案、ヘアメイクのカウンセリングなどを行い、単価アップを実現。当社で毎月実施している店長会議では数字の管理等を学んでいますが、こうしたイベントによって収益効果も出ています。会場との信頼関係も大切ですし、新しいことに挑戦したいという会場の期待に応えていきたいと考えています。」

池田「とにかく、マイナスを出さないというところを意識しています。結婚式の仕事が少ない時期には、例えば衣裳会社の前撮り、洋服のカタログ広告など、会社として取ってきてくれる仕事を委託のスタッフに回さずに社員で対応。休みを調整しつつ、仕事をいかに上手く回せるかは店長としての重要な役割です。」

一口メモ:同社は毎月店長会議を実施し、数字の報告を行っている。

池田「現在は店長職として2 年目のため、1 年間の繁閑の波を掴めた状態です。今後は婚礼のアサインについて、何ヵ月前から組んでいけばベストか、そこでどんな準備をしていくか、先々を見据えた流れを作っています。繁忙期をベースに社員を雇えませんし、一方で繁忙期間際になってから委託スタッフを確保しようとすれば、委託費も高騰していきます。大切なのは閑散期のうちからコミュニケーションを取り、協力を得られる関係性を構築していくことだと思います。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月21日号)