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連載19《Do・遠藤正人氏が提唱する 集客力アップのためのクリエイティブ制作》当日のリアルな雰囲気を追求したモキュメンタリー

連載19《Do・遠藤正人氏が提唱する 集客力アップのためのクリエイティブ制作》当日のリアルな雰囲気を追求したモキュメンタリー

 ノバレーゼでは、7月の集客数が昨対比で100%を超える成果となり、今月も順調に推移しています。全体では90%を下回る会場も多いようですが、そうした中で打っている様々な施策の効果も出てきています。
 トピックスとしては2店舗でゼクシィへの出稿を完全停止し、代わりにインスタ広告を強化しています。そのためにドローンを活用した新しい映像制作に取り組むなど、アイキャッチを強化しながら、他社との差別化を図っています。今回紹介したい動画は(以下のQRコードを参照)、その一環としてノバレーゼのKIRANAH RESORT沖縄で撮影したものです。
 広告業界でいう「モキュメンタリー」という手法を用いて、従来のイメージ映像ではなく、より自然でリアルな結婚式当日の雰囲気を意識しました。チーム内でもどのような広告がターゲットに響くかを議論し、若手の意見を取り入れて広告色の強いものは受けにくいという点に注目しました。
 結婚式本番の写真や動画をそのまま広告に使うのはクオリティ面で支障もあるため、自然な当日の雰囲気をプロの視点、クオリティで作っていきました。リアルに近い花嫁役、両親役、友人役を揃え、撮影についても普段の広告撮影カメラマンではなく、実際に施行動画を担当しているカメラマンに依頼し、リアルな映像表現を追求。例えば父親役が景色を見ながら携帯で動画を撮る姿を横から撮影するなど、自然な表情も取り入れています。
 結婚式のエンドロールのような雰囲気を意識した動画は、同世代に強く刺さっていて、ウエディングのインスタ広告の新しい方向性となっています。こうしたモキュメンタリー系のリアルな世界観は、今後の切り口になると考えています。
 クリック率の比較では、通常の基準は1%ですが、この動画は2.4%を記録しています。過去最高はドローン動画で最初に14%という驚異的な成果を出し、その後半年間流し続けても4%を維持しました。今回の動画は3ヵ月で2.4%を達成しており、十分に高い成果です。さらに服装や演出を工夫することでパターンも増やせます。撮影時には白シャツとデニム、かりゆしシャツで衣裳を変え、違うテイストの映像を制作しました。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)