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連載12〔WEB集客 失敗しないためのQ&A〕リニューアルしたゼクシィの効果検証【アンドディファレンス 代表取締役社長/CEO 秋山弘毅氏】

連載12〔WEB集客 失敗しないためのQ&A〕リニューアルしたゼクシィの効果検証【アンドディファレンス 代表取締役社長/CEO 秋山弘毅氏】

2 月20日よりゼクシィネットが大幅にリニューアルしました。まだ検証段階ではあるものの、ここまでで見えてきた傾向を紹介します。今回のリニューアルは、上位パックでクラスタに応じて基本TOPの4 枚の写真を出し分けができるのが大きな特徴。各施設が自社商品×クラスタ志向のマッチングを考え写真を選定し、出し分け設定したケースが多いのですが、現状はそれほど効果的ではないのでは?という可能性が生じています。

というのも、リニューアル前と広告投資額が変わらないのに流入数が減少しているケースが発生、中には直近比で30%ほどPV数が落ち込んでいる例もあります。

逆に上位パックでも写真の出し分けをせずにキラー写真で統一している会場での効果を高めている場合もあります。またTOP 4 枚の写真× 6 クラスタへの写真と「3 つのおすすめポイント」の写真は被らせない方が効果的とされ設定しましたが、写真が被っていてもキラー写真を使った方が効果的なのではという仮説も生まれています。

その要因についていくつかの可能性が浮上しています。1 つはそもそもの入り口であるクラスタ判定の精度に問題がありそうです。結婚式イメージの選択でクラスタ判定される場合、例えば【上品・かわいい】のキーワードを選択すると『なんでも直実』と判定されますが、一見真逆の2 つのキーワードが組み合わされており、ユーザーの迷いが生じ、結果クラスタ判定が的確でなくなっている可能性も考えられます(現に直実の出現率がどのエリアでも非常に低いケースが多い)。2 つ目に自社の強みを伝えるキャッチコピーはどのクラスタに対しても統一の1種類であるため、キャッチと写真にギャップが生じているケースもあり、それがユーザーの混乱に繋がっている可能性も考えられます。

他にもFAQが新設され、TOPページに5 つまで表出できるようになりましたが、ここには一般的な質問と回答ではなく、自社の特徴・強みをアピールできるような項目を入れるのが効果的と考えていました(例えば持込料は一切必要ない、といった内容を入れるなど)。ところが現状は閲覧数が非常に少なく、UIはこれでよいのか?という疑念もあります。

まだ2 か月のタイミングであり、当社としてもABテストを試している段階です。つまりこのリニューアルに対するトライアル期間とも言えます。だからこそ考えるべきは、メディアミックスの強化も並行して進めていくこと。ゼクシィネットを磨き続けながら、同時にHP、WEB広告、SNSなど、全てのメディアを磨く必要があります。ゼクシィネットに過度な期待をしすぎないように、安定的な集客を実現

詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月21日号)