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連載10《3分で分かる!ブライダルのDX成功事例》業務効率化=効率化が本当のゴール? データを活かした業績アップを目指す【TAIAN 取締役 COO 米倉元気氏】

連載10《3分で分かる!ブライダルのDX成功事例》業務効率化=効率化が本当のゴール? データを活かした業績アップを目指す【TAIAN 取締役 COO 米倉元気氏】

みなさんこんにちは。TAIANの米倉です。先日のブライダル産業フェアではブースへのお立ち寄りのほか、弊社代表・村田のセミナーなど、多くの方とご挨拶できる機会となりました。この場を借りて御礼申し上げます。

村田のセミナートピックにもありましたが、当社はシステムを通じた業務効率化だけでなく、そこから生涯顧客化に繋げていくことを重視しています。「結婚式をキッカケに、お客様と末長い関係を構築したい」という声は、ホテルを中心に多くなっている昨今。実際にウエディングをブランディングの1 つに位置づけ、結婚記念日などに宿泊、レストランを利用する流れを増やしたいという施設も多々見られます。

宿泊や料飲部門はもちろんのこと、ブライダル事業においても、結婚式を機に顧客開拓に繋げていけるのであれば、それに越したことはありません。婚礼部門の中の代表的な例でいくと、列席者が次の顧客となることが挙げられます。式を挙げた夫婦と同世代のゲストであれば、未来の新郎新婦になる可能性は十分あります。カップルが直接そのゲストを紹介する流れは、可能性の1 つとして捉えている施設もあるのではないでしょうか。一方で、「〇〇さんがすでに式を挙げた会場」と、躊躇する人もいますから、この流れを構築するのは理想ではあるものの、上手くいく確率が高いかといえば、難しいケースもあるはずです。

紹介という部分で、もう1 つ構築できる可能性があるのは、当日の列席者が、その知人・友人を紹介するパターン。実際に参加した結婚式が素晴らしいものであれば、身近な人が結婚式を挙げるとなった時に、紹介してくれることもゼロではありません。ウエディングはもちろん、グルメサイトや美容サイトなど、口コミは私たちの生活に浸透しています。いい結婚式を体験できれば、それはきっと友人・知人に紹介したくなるはずです。

素晴らしい挙式・パーティーをプロデュースし、列席者満足度を上げておくことは大前提ではありますが、ゲストを起点に新たな顧客紹介に繋げるには、式場とその列席者との接点があることが求められます。その上でカギになるのが、Web招待状。メールアドレス、参加した結婚式がいつのものだったのかなど、列席者データはWeb招待状からキャッチできていますから、御礼メールを送ることももちろんできます。その上で、「どなたか未来の新郎新婦をご紹介いただけたら~~」と紹介特典なども合わせて案内できれば、新たな来館・受注に繋がる可能性も見えてきます。

これまでも過去の列席者が誰かを紹介して受注に至っていたケースも実はあったかもしれませんが、ここをさらに能動的に動いていければCPAも下げられます。実際にこの切り口で、当社も式場の皆さんの新たな顧客開拓をサポートし始めており、結果も少しずつ出始めています。

私たちの考えとしては、Web招待状=結婚式の案内をオンライン上でできるツールというのではなく、これをキッカケに、いかに売上・利益を生み出していくかが重要との考えです。業務効率化という言葉も定着しましたが、しっかり使いこなせれば、エクセルでもデータ化は実現できます。重要なのは、その効率化・システム化を通じて得られたデータを、次に繋げて業績をいかにアップさせていくか。最終ゴールは効率化だけでなく、その一歩先にあるという意識が重要です。

詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月1日号)