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キーマンに聞く

連載企画③《ウエディングデザイナー養成講座》カップルからの情報収集1【全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)アジア&オセアニア統括代表/㈱ソフィア通商 代表取締役 小原義之氏】
欧米のプランナーやデザイナーの情報収集は日本のありきたりなアンケートとは大きく異なります。顧客のプライベートなことまで知り尽くし、感性を知ることで、顧客を表現するのに相応しい舞台・デザインができるのです。
中には新郎新婦の自宅へ訪問する人もいます。プライベートまで!?と思われるかもしれません。大前提として欧米人にとってウエディングは究極のプライベートイベント。自分たちを理解し信頼できるプランナーやデザイナーだからこそ、その空間作りをお願いできるのです。
「フェアでたまたま担当になった人が信頼できる人かわからないのに、何故日本の花嫁は大切なイベントをそのまま任せられるの!?」と欧米の花嫁は言います。こうした背景もあり、究極のプライベート空間作りを任せるのは信頼の上で雇うプランナーやデザイナーなのです。
私が開催しているNYでのデザイン研修に参加したある大手企業のプランナーは帰国する頃、「いかに自分たちは新郎新婦の情報収集を怠けていたか。顧客ごとのカスタマイズ施行がしづらいのを、限られた関連業者のせいにしていたのは間違い!もっと、2人のことを知れば、限られたアイテムでもお客様ごとに様々な提案ができるはず!」と感想を述べていましたが、まさしくその通りです。最も必要なファクターは顧客の感性を知ること。そのため、欧米のプランナーやデザイナーにとって企業秘密とも言われる独自のヒアリングシートはどれもこれも、なるほど新郎新婦の素が垣間見えるクエスチョンに溢れています。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月21日号)

