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結婚式後に受注できる記録用ビデオ【ウィーブ 取締役副社長 乙田昌伸氏】

結婚式後に受注できる記録用ビデオ【ウィーブ 取締役副社長 乙田昌伸氏】

半分の新郎新婦が購入

記録用ビデオを受注しなかった結婚式を無料で撮影し、その後販売に繋げる【想い出プラスMovie】を展開しているウィーブ(大阪市北区)。結婚式終了後の単価アップ商品として、会場との取引も年々増加している。プランナーの手間も不要な、同サービスの仕組みとは。

 

乙田「会場における記録用ビデオの受注率は、平均15~20%程度と見ています。写真、エンドロールとの3 点セットでは料金負担も高まり、最終的に記録用は削ろうと考えてしまう新郎新婦も多く、会場側・映像会社側でもエンドロールに販売を振り切っている傾向もみられます。ただ記録映像に関しては、結婚式当日以降に、買っておけば良かったと考える人もいる。それならばまずは無料で撮影し、結婚式後に改めて購入を検討できるサービスとして【想い出プラスMovie】を展開しています。内容はゲストからのコメントを重視していて、新郎新婦からしても、それが宝物になり後の販売に繋がっています。」

乙田「記録用ビデオを受注できなかった新郎新婦に対し、プランナーから『後々後悔のないよう一旦無料で撮影だけはしましょう』と案内してもらいます。承諾をもらった後は新郎新婦とはLINEを使ったやりとりになり、プランナーの負担がないよう、販売から代金回収まで当社で一貫して対応しています。」

乙田「無料撮影後に購入に至るのは、平均50%前後。ポイントは当日、ビデオグラファーが親御さんにもパンフレットを渡し、LINE登録を案内していること。サンプル映像が完成したことをLINEで通知すると、親御さんから購入してもらえるケースも目立っています。親御さんは新郎新婦が注文しているかどうかを知らずに、世代的にも記録用ビデオは必要だと考えている人も多いですから。」

乙田「購入に至った場合は会場に通知し、出荷状況なども案内。既に終了した結婚式に対し新たな請求書を発行するのは非常に面倒であるため、請求・代金回収も当社で対応しています。平均販売価格は23万2000円で、そこから原価を差し引いた分を会場に入金。総額を売上に計上したいという場合は、当社側で集金代行という形になります。仮に150組の結婚式を施行している会場で記録用ビデオを受注していない結婚式が100組前後と考えれば、そのうち半分の購入で20万円×50組=1000万円の売上となります。」

 

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月21日号)