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キーマンに聞く

第7回《集客UPの成功&失敗例から読み解く》自社HP×ゼクシィネットの連動【ベック ミッテ事業部 山中扇氏】
いよいよ2025年が終わり2026年のスタートを迎えました。ここまで本連載において自社の集客状況の分析の仕方、計画の立て方、ビジュアル変更からゼクシィ予算の工夫などを紹介してきました。今回はそうした各要素を連動させて、集客をUPしていくことを主題に説明していきたいと思います。
今年のトピックスとして、2026年の秋より、ゼクシィの誌面構成などが統一される予定であると、各会場向けにゼクシィ担当から広報されているかと思います。この情報をネガティブに捉えるより、それによって自社の集客にどのような影響が出るのかをしっかりと見極めて戦略を考えていきましょう。
その際に大事になってくるのは、“ゼクシィネットの分析力”と“自社公式サイトの連動性”をしっかり見極めることです。ゼクシィからの集客に対して満足値の低い会場のマーケティング担当者に共通しているのは、出てくるサイトパフォーマンスレポートに対しての分析が的確でなく対策を組めていないケースです。もちろん同じ出稿計画であっても、効果が上がればいいことしかなく、実際に下記のような実例も出ています。◎月間予約数12件→22件、◎基本TOPPV60%UP、◎アクション率1.0%→1.5%、◎全体広告費25%カット。そこで、どのように分析し、対策を立てていったのかを紹介します。
①・ゼクシィネット (ユーザー導線を理解する)
一般的に買い物をするときのアクションを簡潔に記載すると、【A・店の入り口→ B・商品を見る→ C・値段を見る→ D・レジで購入】となります。これをゼクシィネットに置き換えてみると、A「基本情報」、B「フォト」C「プラン」、D「フェア」で予約アクションとなります。
閲覧数でいくとA>B>C>Dとなるわけですが、大切なのはいかにCまでユーザーを減らさずに導けるかどうか。その分析のためには、ゼクシィ担当者からの数値報告だけではなく、理由と対策もしっかり聞くこと。さらに自社なりの見解をしっかり考えておくことも何より大切になります。特にCまでたどり着いた詳細、プラン別の配分表で現状の問題の出てくるケースも多いので、ここはしっかりと分析できるようにしておきましょう。
そしてAに問題がある場合、検索結果の見え方を検証しメイン画像とリードの見直し、誌面をフォトジェニックな構成に変えましょう。Bに問題がある場合は思い切ってカセットをカテゴリーや順番を考えて組みなおす、トンマナやキャッチ、テキストも見直す。Cに問題がある場合はプランネーミングをシンプルにし数や内容の充実、時期と並び順をすぐに見直してください。Dは代表フェアの手を抜かない、種類を整理し残1 や残2 などユーザーを煽るような記載はせず、すぐに行きたい人にも来月行きたい人にも間口は必ず広げておきましょう。
②自社HPと連動を意識する上記したゼクシィネット内でのユーザー導線がうまく機能していれば、必ずHP集客も上がります。ゼクシィで予約を入れた人の半数以上がHPを見たというデータも出ており、ここは絶対意識するようにしましょう。HP集客と連動が感じられない会場は以下の4点を見てください。ゼクシィやその他媒体と比較して、◎同じ世界観を打ち出せているか、◎同じ訴求内容になっているか、◎HPに有益な情報が載っているか、◎HP設計に問題はないか。
ゼクシィネットの役割も変化してきており、必ず多媒体、自社HPを見てから来ますので、集客との連動を考える時には上記の情報がバラバラだと必ず離脱率が上がり予約も入りにくくなります。そしてGA4分析が大事になりますが、ゼクシィだけでなく、以下の取り組みも行うようにしてください。SEO、動画SEO、MEO、EFO、スピードインサイト、Google、Yahoo!、SNS、YouTube、ウエディングパーク。
各広告の力の入れように関して、各会場個性はあっていいですが欠けている項目があるといけません。うまくバランスすることを意識すれば、集客数の構成比率はHP 5:ゼクシィネット3:その他2というような比率に近くなっていくはずです。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月21日号)

