LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

第2回〔脱テンプレ!Z世代が求めるオンリーワン〕SNS広告・無人の施設ケア・災害時の活用術【リンガフランカサービス 上席執行役員 古田諒氏】
連載第1 回目は、当社の紹介、子会社『ドローンパイロットサービス』設立の経緯を紹介しました。今回はエンドロールのより具体的な展開について解説していきます。
当日に実施する際には、安易な考えでの実施は不可能です。高度なディレクション、撮影、編集技術を要します。そのため、当社スタッフは事前の法令部門の確認、現地のロケハンを入念に重ね、実施予定の式場におけるロケーションで何が一番【映える】のかをブラッシュアップしてから、映像を制作していきます。
その副産物として、式場のプロモーション映像になるほどのクオリティを実現。提供した商品から、式場がこれまで作成していた広告映像以上の価値を生み出しています。SNS等の広告戦略において、当社が撮影したドローンの映像を取り入れることで、他社との差別化のほか、潜在的に保有していた式場の新たな価値の創出に繋がっています。つまり、新郎新婦だけではなく式場の【オンリーワン】も提供できるわけです。
また、婚礼企業にとってドローンを活かせるポイントは、式場の生命線ともいえるハード面のケアです。外壁調査・屋根点検等のメンテナンスにも有効活用できます。結婚式の演出に特化したものだけではなく、建築業界における赤外線カメラを使用した外壁調査や、屋根点検、ソーラーパネルの洗浄、農薬散布といった膨大な人件費、時間コストの削減が可能。点検時は足場を組む、ゴンドラを設置するといった人材を要します。
その期間に来館する方、施行を控えるカップルにとって印象が良いとは言えません。これらの懸念はドローンを用いることで改善できるわけです。式場のハード面における美観・資産価値維持が必須項目であることも事実。そのサポートもできればと。式場を常に最適な状態に保つことは、現場スタッフにとっても、自身がプロデュースをする式場への思い入れをより深く持ち、カップルに自信を持ってプレゼンするために必要です。
また、ホスピタリティ面においては、社会貢献活動の一環で式場が災害避難所に指定されている例もあります。当社のドローン事業も同様に、災害時に人が立ち入ることができない場所の被害状況、被災者の状況把握、救助活動、救援物資輸送といったことに有効活用する体制を整えています。以上のように、当事業においては、新たな価値の創出により商品の価値を向上させることもできれば、企業ブランディングにおいてもさらなる可能性があるわけです。
次回はドローン最終編。受注単価130%~150%アップも可能な映像商品の成功事例を紹介します。お楽しみに!
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)

