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キーマンに聞く

第2回≪ヒト売り接客を劇的向上!! 【ブライダル・コミュニケーション塾】≫【印象を高める見た目】第三者からの指摘【トルチュリール 代表取締役 玉井美輪氏】

第2回≪ヒト売り接客を劇的向上!! 【ブライダル・コミュニケーション塾】≫【印象を高める見た目】第三者からの指摘【トルチュリール 代表取締役 玉井美輪氏】

ビジネスシーンにおいて、見た目の印象は非常に重要です。これはブライダルの新規接客、さらにパートナー企業が現場に入った際にも、第一印象でほぼ決まるでしょう。新規プランナーであれば、お出迎えの時の印象次第で、その後の言葉が新郎新婦の心にどこまで届くかを左右します。

見た目については、自分をしっかりとしたビジネスパーソンとして見せることがポイントです。特に姿勢や清潔感は大切。ネクタイをしっかりと真っすぐに結ぶ、スーツのシワ・ヨレに気を配る、靴をキチンと磨くなど、顧客に接するという基本的な配慮ができているか。身に付けるモノは何も高価である必要はなく、それよりも常に整えておく意識を高めていきます。

当社ではビジネスパーソンとしての見た目のチェックリストも作成していて、それに応じて教育を進めています。髪の乱れ、眼鏡の曇り、服の手入れ、香水の量、靴のサイズ感、踵部分の擦り減り具合、ストッキングの状態など。この基本の内容を元に、企業毎の基準も設けるよう提案しています。

結婚式場では最近、制服を廃止し個々人のセンスに任せるところも増えています。会場のテイストに応じ、カジュアルスタイルを推進している場合もあります。その場合、必ずしも高価な服でなくても、選び方、着こなし次第でセンス良く見えます。どんな服でも、着ている人のモチベーションによって素敵に見えるものです。もう一つ姿勢も重要で、服のシワが横に出てしまうと、見た目の体形は崩れ安っぽく見えます。斜めにシワが入るような、姿勢を心がけます。

ビジネスシーンでは、自己評価よりも他者評価を重視します。スーツ一つ取っても「お客にどう思われるか」を意識しなければなりません。社内教育においても、自己評価と他者評価の両方を教えることが重要。また管理職や支配人の意識も問われ、彼らが気を配っていないとスタッフにも伝わります。

もっとも最近は見た目への指摘はハラスメント問題と言われ、慎重にならざるを得ないという声もよく聞きます。そのため、第三者の立場である私から伝えて欲しいと依頼されることも増えています。その場合、直接的な個人への批判にならないよう、チェックリスト形式で指導するスタイルをとっています。また自己評価と他者評価に基づくポイントを細かく記載したテキストを用意しているため、これを使い「できていない点」を可視化し改善へと導きます。ただし目的として、「できていない人を指導する」というよりも、「今できている人もさらにブラッシュアップしていく」という前向きな方向性で取り組むことも大切です。

 

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号)