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キーマンに聞く

毎月1日号連載:第8回:《集客UPの方程式》【ひとり集客担当者】の答え合わせ②【ベック(ミッテ)取締役 大前友美氏】
先月号に引き続き、相談する人もいない【ひとり集客担当者】の悩みを解決する、自社の打ち手のセルフチェックのポイントを紹介していきます。前回は2 番目の、『自社のブライダルフェア掲載状態をセルフチェック』までお伝えしました。今回は・・・
3・自社のプラン掲載状態をセルフチェック
ブライダルフェアの掲載状態と同様、ゼクシィネット、GA 4 からチェックしていきます。まず、ゼクシィネットプランレポートから、「プラン一覧PV」、「プラン詳細クリック」が鈍化していないかどうかを確認します。もっとも、数が増えているからといって、いい状態であるとは必ずしも言えません。そこで大切なのは、詳細クリックの内訳配分は適切かどうかです。
レポートには様々な個別のプランが並んでいて、それぞれのクリック数も分かります。その内訳を見たうえで、コアターゲットにキチンと刺さっているかどうかを判断します。単純に閲覧が多いからいいというものではなく、きちんとアクションに繋がっているかの参考材料となります。
例えば年明けシーズンは、年内の秋から冬までの結婚式を探している人が一番多いことを踏まえると、良い例としては【9 月〜12月のプラン】の詳細クリックが他に比べてヒットしている状態。ゼクシィネットに訪れる、コアターゲットの山と合っているからです。一方、他に比べてこの期間のプランの詳細クリックがほとんどない場合は、仮に見られていても興味を失って進まない可能性も高まります。これは100名以上入る会場であるのに、少人数プランのクリックばかりが多い場合などにも当てはまります。
GA 4 では、自社公式サイトのプラン一覧の滞在時間が短くなっていないかをチェックします。アクティブユーザーの平均エンゲージメント時間の理想は1 分以上となります。中には30秒を切っているという会場もあり、そうなると見られてはいてもすぐに離脱している状態ですから、何かしらの改善を検討する必要があります。
4・自社のプランとユーザーの動向を照らし合わせ
ゼクシィからは毎月の振り返りとして、見学回遊数やトレンドの前月動向が出てきます。もっともこの情報はさらに1 〜2 ヵ月前に来館したユーザーの動向を基準にしているわけです。本来集客担当者の知りたいのはリアルタイムの動向であり、それを考えるとタイムラグも出てきます。
そこで当社では、ハナユメのサイトにある分析機能も参考にするようにしています。顧客動向の対象はハナユメユーザーのみではあるものの、エリアのリアルな状況などを知りたい時には貴重な材料になります。
サイトの管理画面に入り、全国のエリアから都道府県、小エリアを選択。分析タグからマーケット動向をクリックし、さらに対象期間を選ぶと、昨年と比較した動きの増減がグラフで出てきて、一目でリアルタイムの動向をチェックできます。また結婚式の検討時期について、例えば1 年半以上が増えているなどの情報も確認でき、そうなると長期のプランを用意した方がいいといった判断の目安になります。その他に検討人数帯、予算帯について昨年比較の増減をチェックできます。
以上1 〜5 の答え合わせの手順をまとめたものが、下の表になります。このセルフチェックを行った上で、例えば競合が特典を強めているのであれば自社でも対応。ゼクシィネットの配分がおかしい場合には、並べ替えや価格の変更に着手します。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月1日号)

