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新連載〔研修で差がつく!金の卵の育て方〕研修は仕事の価値・本質に気づく貴重な機会【ノバレーゼ 教育研修部エキスパート 前田歩香氏】

新連載〔研修で差がつく!金の卵の育て方〕研修は仕事の価値・本質に気づく貴重な機会【ノバレーゼ 教育研修部エキスパート 前田歩香氏】

みなさんはじめまして。ノバレーゼ教育研修部の前田歩香と申します。今号より始まりました本連載。研修の重要性や階層ごとのポイントなどを、毎月紹介していく予定です。1 年間、どうぞよろしくお願いします。

連載1 回目ですので、まずは自己紹介を。新卒でノバレーゼに入社し、その当時から私の軸は変わらず、「目の前の人を輝かせる・応援するお手伝いを全力でしたい、そして自分自身も内面から輝く女性でありたい」ということ。約8 年間プランナーとして現場スキルを積み、新店の立ち上げにも携わりました。店舗責任者を経験後、約4 年前から人事・研修の仕事に携わっています。結婚式に関わる立場は変わりましたが、いまは、ウエディングの現場で働くスタッフを研修でサポートしたいと思い、日々学んでいます。

ノバレーゼは創業以来20年、自社で研修を内製化し、独自のプログラムを構築してきました。私自身も入社以降この研修を受けてきたわけですが、お恥ずかしながら当時(約10年前)に習った内容は、実はあまり覚えていません(笑)。

しかし、鮮明に記憶しているのは、どの研修の受講後も、やる気が満ち溢れていたということ。それは「明日からまた頑張ろう!今のチームに感謝を伝えたい!」という気持ちでした。

改めて、研修をする目的とは何なのでしょうか。営業成績を残すためや、目の前の仕事をこなすためではなく、もっと未来に焦点を当ててみて下さい。当社では研修の目的を「社内外から必要とされる、人間力の高いスタッフを育成するため」としています。人間力とは、日々の仕事から学習し、自分で考え意思を持って行動ができる力を指しています。人としての魅力に溢れ、輝くスタッフのもとに、必ずお客様が信頼を寄せてくれると考えているからです。

さらには、エンゲージメントを高めることにも繋がっています。日々仕事に一生懸命取り組んでいると、嬉しく気持ちが高まる日もあれば、落ち込む日も、忙しさで心を失いかけてしまうこともあります。そんな時研修は、私たちの仕事の価値や本質に加えて、この会社にいる意味や理念に立ち返る時間となります。個人と会社の理念や価値観が一致していることを再確認する場となり、互いの成長に貢献し合う関係を築いていきます。

自社で活躍するスタッフの育成にとどまらず、ひいては会社や業界を超えて世の中で活躍する人材となってほしいという想いも、研修の目的に込めています。この目的に沿って研修の内容は業界の知識に特化せず、①ビジネス基礎スキル ②人としての姿勢 ③企業理念の3 つを組み込んでいます。現場での育成(いわゆるOJT)を日常とするならば、階層別の研修は非日常です。同じ階層の人が集まって学ぶ場であり、頻度でいうと年に1 ~ 2 回ほど。この日常から切り離された時間だからこそ、自分自身を客観的に振り返れるチャンスで、良い点や反省点に気付くことができます。こんな風に気づき、再び日々の仕事に戻るとどうでしょうか。より一層自信を持って、パワーチャージして心新たに仕事に向き合えるようになる、階層別研修は“現場を活性化する”相乗効果を生み出すと考えています。

ブライダル業界で働く私たちは、「人のために」を基準にして、判断行動をしています。それこそが何よりの業界の魅力と言えるでしょう。そんなブライダルで働く人々の価値を、もっと世の中に広めていきたい。そのために、より良い研修を届けていきたいという強い想いがあります。

来月からは、階層ごとの研修ポイントや、実例などを紹介していきます。どうぞお楽しみに。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月21日号)