LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

新人・低成約者の平均値を高める役割【sawan 代表取締役 髙橋和希氏】
新規接客の課題解決を目的としたAI【KiRiFUDA】を7 月にローンチしたsawan(大阪府吹田市)。髙橋社長が実践する接客メソッドをAIで再現し、新人・低成約プランナーの平均値を高めている。
――導入も増えています。
髙橋「これまで、約20会場に導入しています。現在はとにかく使いこなしてもらう段階で、月1 回ミーティングに入って、使い方のレクチャーや使い切れていない部分のマインド改善などに対応しています。機能的には、例えば競合先、人数帯、時期などに応じて、アサインを適正化するマネジメント側の活用を、次のフェーズとして来年にアップデートする予定です。」
――会場のニーズは。
髙橋「今は、新規接客の準備、接客中の相談、接客後の振り返りという使い方です。例を挙げると、顧客情報を登録して準備というボタンを押すと、AIが接客スクリプトを作ります。接客中の相談では、『親に相談したいと言われそうなんだけど』、『静かな2 人なんだけど』といったことを入れると、その回答が出てきます。振り返りは、録音データをインプットし、接客中のゴール設定とできていないところの差分を弾き出します。」
――他サービスとの違いは。
髙橋「1は機能的な違い。もともと当社のAIは、新人や成果の上がらない3番手以下のスタッフを平均値までコスト3万円で高めていくというサービス。そのため当社で基礎的に成果を上げてきたスクリプト・やり方を導入して、こうしたプランナーの平均値を成約率30~40%にしていくことを目指すという考え方です。2つ目は5人まで月3万円で使えるため、年間で1件でも成果があれば営業利益で回収できるため、導入ハードルも低いです。」
――通常はエースプランナーのトークを参考にします。
髙橋「エースプランナーとその他のプランナーの違いは、ヒアリング能力、クロージングでの空気感の作り方、目で見たときに気付ける感度など、どちらかというとキャラクターの領域が一定数あると思っています。そうした部分を抜きにすれば、これまで私たちが言語化してきたものと大きく変わりません。エースのトークにそこまで頼らなくても、成果は出せるという考え方です。当社はマネジメントには成果に集中してもらい、人材を育てるという時間をAIが代替するということを大切にしています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月21日号)

