LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

教会式でも独自性表現、オーダーで証明書制作【デリ・アート 代表取締役 加藤友聡氏】
音楽奏者の派遣事業を中心に、全国500会場と取引しているデリ・アート(東京都千代田区)。同社が進めているのは、会場オリジナルの挙式の企画だ。新規で語ることもでき差別化に繋がる挙式づくりを、加藤友聡社長に聞いた。
挙式料の割引も不要に
――会場オリジナルの挙式の提案を、積極的に進めているようですね。
加藤「オリジナル人前式を作っている会場もありますが、当社では教会式での仕組みを提案しています。大切なことは、会場から聞いたコンセプトをどう演出で表現していくか。人前式作りの実績あるコンサルタントとコラボし、教会式を実施してきた当社の知識をミックス。教会式の可能性を広げています。」
加藤「大事にしているのは、新規接客でも語れる挙式。例えばチャペル内で接客をする際に、イギリス製のステンドグラスを使っています、バージンロードは何メートルなどと説明する以上に、挙式の内容を説明してあげる方が当日のイメージも高まります。とは言え、普通の教会式であれば、賛美歌を歌いキスをして署名して退場と、他と比べても変わりない。本来は、挙式内で両親に対する感謝の気持ちを伝えてもいいわけです。ところがそうした演出は、パーティー内になってしまい、挙式は教会式にしますか、人前式にしますかという程度。披露宴では新婦が手紙を朗読する一方、新郎にその機会がなければ挙式の中で実施するのも一つ。家族に前に出てきてもらい、新しい家族が誕生したような運用なども会場に提案しています。」
――どうしても挙式はスペックの話ばかりになりがちですよね。
加藤「挙式会場が弱点になってしまうのも、そうした面があるかと。例えばあるホテルでは白いバージンロードが弱点で困っていました。そこで三原色を合わせると白になるというストーリーを意識し、新郎家、新婦家、そして新しい夫婦の家と三つの家族がバージンロードを歩くことで、一つになるという意味で白にしていると語ってもらうようにしました。それだけで、弱点だった白の価値も浮上し、セールストークになっていきます。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1・11日新春特大号)

