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キーマンに聞く

多様な働き方を叶えるチーム【COCOSTYLE 代表取締役 荒井さやか氏】
女性の多いウエディング業界のなかで、結婚・出産を機に働き方を見直すケースも多く、人材不足の要因の1つとなっている。ウエディングプロデュースのCOCOSTYLE(札幌市中央区)は、全国各地に在籍するスタッフで構成され、代表取締役・荒井さやか氏を筆頭に、昨年は80件のウエディングを施行した。自らも2人の子育てに奮闘中の“ママ社長”が目指す、多様な働き方とは。
スタッフの業務を細分化
――新卒で北海道の婚礼企業に入社したのち、2011年に個人事業主として独立しました。
荒井「カップルにもっと寄り添った結婚式をとの想いで独立しましたが、課題となったのはチーム作りでした。信頼する仲間の退職などを経験し、より強固な“組織”を構築する必要があると痛感。仕事を通じて人が成長するためにも、やってほしいことをしてくれる人を雇うのではなく、COCOSTYLEは仕事や人生を楽しもうとしてくれる人の、夢を叶える場であるべきではと感じるようになりました。2016年に第一子を出産し、2018年から本格的に組織化を目指して動き始めました。」
――2021年には法人化も果たしました。現在は業務委託のスタッフ8 名が、全国でリモート勤務しています。
荒井「会社の所在地自体は札幌になりますが、旭川や岐阜、京都、愛知など、各地でスタッフが活躍中。人手不足の課題を抱える企業も多い中で、当社は業務を細分化し、オンラインを駆使してそれぞれが希望の働き方をしています。例えば岐阜のスタッフは、人事や採用などを中心に、スケジュールを見ながらプランナーとしても活躍中。子育て中のママなので、朝は4時から一旦2 時間業務をスタートし、その後コアタイムにあたる10〜16時で業務を再開。基本的に土日は休みとなっています。希望を聞いて話し合い、勤務時間などを決めています。業務はそれぞれプランナーサポート、経営管理&財務など、各スタッフのやりたいこと、適性を見て判断し、基本的に残業はなし。独立した当初は『荒井さんにプロデュースしてほしい』というのが前提でしたが、Coco style WEDDINGという組織の作る結婚式に価値を感じてもらえているようで、昨年は年間80組を施行できました。」
――会社自体の定休日は日曜日に設定しています。
荒井「単純な理由ですが、保育園がやっていないため。もっとも当初は日曜日に閉めることを迷いましたが、私自身子育てする中で、毎週日曜の出勤は難しいと。子どもの小さいうちは休日保育の施設を見つけるということも出来ますが、小学校に上がるタイミングで、週末の預け先という同じ問題に直面するわけです。思い切って日曜日を休みにしましたが、大きな支障はないと感じています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月21日号)

