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写真をプリントしてカタチで残す【アスカネット 代表取締役社長  松尾雄司氏】

写真をプリントしてカタチで残す【アスカネット 代表取締役社長 松尾雄司氏】

 「写真をカタチとして残す提案を強化したい」。そう語るのは、アルバムメーカーのアスカネット(広島県広島市)・松尾雄司社長だ。フォトウエディングや前撮りなどのニーズも高まるなか、アルバム発注にどう繋げていくのか。

toBとtoCのシナジー

――プロフォトグラファー向けの写真集作製サービス『アスカブック』は、昨年20周年を迎え、記念の1 年でもありました。

松尾「5 月の連休あたりから婚礼の施行も全体で回復傾向にあったように、当社もブライダルの売上は順調に推移。夏から秋にかけて延期分が上乗せされたことも相まって、例年よりもプラスで推移しました。一方で、この上乗せによる“特需”は一時的なものですから、ここからが本当の勝負だと感じています。披露宴の実施数は今後も縮小傾向が見込まれますので、例えば取りきれていなかった少人数ウエディングでも、アルバムを発注してもらうなど。ページ数は希望に合わせて調整できるため、仮にアルバムのページ数のマイナスにより多少単価は下がるとしても、件数確保に繋げることも重要と考えています。また、高まるフォトニーズにあわせて、式場やドレスショップも撮影プランを設けるなど、コロナ以降は新しい展開もありました。そうした所にもアプローチをかけていきながら、データはもちろん、その日を振り返れるアルバムとしても写真を残す素晴らしさを伝えていければ。」

――フォトパネルなど、アルバム以外の商品もラインナップしています。

松尾「婚姻組数の減少は避けられないのであれば、イチ顧客からできるだけ多く発注してもらうことも重要。大型のフォトパネルはウェルカムボードなどにも使用できるので、アルバム以外にも様々なアイテムをウエディング用に提案していきます。」

――昨年は、招待状などウエディング関連アイテムのデザインを手掛ける、『MISA DESIGNS』との、初となるコラボ商品もリリースしました。

松尾「ウエディング専用のアルバムとして販売開始し、洋書のようなデザインとコンパクトなサイズ感が好評です。写真の展示会では毎年新商品を発表していますが、今年もブライダルに特化した新作アルバムをリリースしていく予定です。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1・11日新春特大号)