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キーマンに聞く

個人目標を設定し最後までフォロー【ニュー・バリュー・フロンティア取締役 金増 宏輝氏】
ニュー・バリュー・フロンティア(東京都渋谷区)は、セールス力向上を目的とした研修を展開している。研修は3ヵ月間を基本として、育成の時間を意図的に確保すると同時に、提案の精度と成果の安定化を図っている。
「多くの会場で共通しているのは、ヒアリングと接客の組み立てができていないという点です。当社では案内スクリプトを作り直して提案の精度を上げているほか、個人目標を設定し最後まで追いかけるフォローも行っています。そうした対応で、成約率が平均5~10ポイント程度改善していることもあり、会場からの期待値も高まっています。」
「当社の研修は、3ヵ月で月2回、全6回の訪問を基本としています。1回4時間で、2時間座学と2時間アウトプット。ヒアリングからクロージングまで、段階的に進めていきます。ヒアリングでは、なぜ深掘りが必要なのかを理解した上でペアワークを行い、オブザーバーによるフィードバック。トレーナーが修正を重ねていきます。また、オンラインも活用しながらマンツーマンの振り返りを行い、ロープレで課題を整理します。」「研修の柱は三つあります。まず、理由を理解させること。様々なテクニックについても、その理由の理解がなければ、単にセリフの丸暗記に過ぎませんから。次に、行動を細分化して実行可能にしていくこと。3つ目としては、ロープレを駆使しながら、明日から使えるまで定着させていきます。」
「成果を継続させるためには、社内でトレーナー的役割を持つ人材の理解も必要です。メンバーだけで学ぶとトレーナーと現場で指示が食い違い定着しないため、トレーナーにも同じ内容を理解してもらい共通言語を生んでいます。また3ヵ月で難しい場合は、半年や1年に延長するケースも。研修を入口として、そのまま改善支援の形になる事例もあります。」
「今後は長時間の集合研修ではなく、週15分や30分の短いトレーニングを積み重ねる形も考えています。接客を当社のAI【ドルフィン】で分析し、抽出した課題を基にチームで練習する運用も目指しています。AIを活用することによって、これまで以上に多くの会場、多くのスタッフへの学びを提供できると共に、振り返りなども効率化でき、様々なスタイルを提供できるようになるでしょう。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月11日号)

