LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

予約情報から基幹システム【トライスパイド Co-founder 取締役 西信伍氏】
2015年、ブライダル業界初の結婚情報サイト一括管理システム【TASCUT】をリリースし、700を超える会場に導入を果たしてきたトライスパイド(神戸市兵庫区)。顧客の予約情報という入り口段階でのデータベース化を可能にしていることで、現在はHP強化システム、ブライダル基幹システムにまでサービスを広げ、一気通貫で会場の業務効率化をサポートしている。各サービスの中身と開発に至る経緯を、共同創業者であり取締役の西信伍氏に聞いた。
――西さんは共同創業者として、ブライダルシステムの開発を手掛けてきました。
西「創業は2015年2 月で、その年の7 月に結婚情報サイト一括管理システムのTASCUTをスタートしました。私はそれ以前に楽天で楽天トラベル、楽天ウェディング事業を担当していたのですが、宿泊業界では情報サイト一括管理システムは当たり前であったのに対し、ブライダルには存在していませんでした。サイトへの入稿、更新といった作業の軽減を実現するために、宿泊業界で常識だったシステムをブライダルにも使ってもらいたいと開発しました。現在700会場を超える導入実績で、認知度も広まっています。」
――TASCUTの導入会場が増えたことを受け、新たなシステム開発にも繋がっているわけですね。
西「TASCUTの接続先の1 つとして、自社HPのフェアやプランの更新をしたいというニーズも出てきました。同時に2017年頃から、SNSを使った花嫁による情報発信も増えてきて、会場としても自社HPで情報提供していくことが大切だという機運も高まってきました。そこで2018年にスタートしたのが、自社HPの強化システムFUWELです。具体的には、HPを作っている会場が、フェアページ等も自分たち専用の画面を制作し簡単に更新、さらに予約に繋げられる仕組み。当時のブライダル業界では、フェアページやHPからの予約について、媒体の無料システムを使うことが一般的でした。そうなるとユーザー目線からしても、会場独自のページと比べてデザイン面などで違和感も生じ、離脱の原因になっていました。流入からしっかりと予約へ繋げるために、フェアページも式場サイトのデザイン、トンマナを意識した上で、見やすく提供することが必須であり、FUWELを使うことでそれを実現しています。強化システムとうたっているのは、自会場の公式ページに不足している部分を強化できるからで、一番はフェアページ。それ以外にプラン、レポートなどを利用している会場も多いです。」
――HP全体の作成も可能になっているのでしょうか。
西「希望があれば、HP全てを作成できる仕組みになっています。FUWELの管理画面上から、トップページを含む全てのコンテンツを作成できます。HP制作会社に依頼した場合、デザインは良くても、その後に編集する、追加する、テキストを変えるとなった時に、その都度費用が掛かってくることもあります。その点、当社のシステムでは、管理画面から簡単に編集も出来る。会場側として変更したい、試してみたいといった場合に、簡単かつすぐに対応できるのはFUWELの強みと言えます。例えばバナーを自分たちで作成し、しかも管理画面で流入数などの効果を一目で確認できます。便利に使えるようになっただけではなく、どれくらい実績に貢献したのかという振り返りができるのも特徴の1 つです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月1日号)

