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ホールディングス設立【ディアーズ・ブレイン 代表取締役社長 小岸弘和氏】
ワタベの私的整理、スクイーズアウトによる完全子会社化のニュースに続き、業界に衝撃を与えたのがディアーズのCLSAサンライズ・キャピタル(以下サンライズ)への売却だ。これにより、一大勢力であった千趣会のブライダルグループが解体することになった。とは言え小岸社長は、「今後もワタベとは業務提携を前提にし、相互メリットを生み出していく。」と語っている。ここではディアーズの投資ファンド売却の背景、今後の展開などを紹介していく。
2015年からの交流
ワタベの私的整理、スクイーズアウトに続いて3 月23日に発表されたのが、投資ファンド、サンライズへのディアーズの売却だ。千趣会が保有するディアーズの31,290株、プラネットワークの800株(共に100%保有)を、サンライズが新たに設立するディアーズ・ブレインホールディングスに株式譲渡。千趣会もホールディングスに5%程度の出資を行うが、連結子会社からは除外され、実質的にブライダル事業を手放すことになった。譲渡価格は非公表であるが、一部報道によると100億円程度という情報も出ている。株式譲渡実行日は、3月31日。
今回のサンライズへの移行について、ディアーズの小岸社長は次のように語っている。
小岸「ディアーズは2008年から、プラネットワークは2015年から、千趣会グループのブライダル事業部門として仕事をしてきましたが、4月1日から新たなスタートとなります。サンライズとMBOを実施して、新たにディアーズ・ブレインホールディングス(以下DBホールディングス)という会社を設立。その会社の下に、ディアーズ、プラネットワーク、ワンダーステージを紐づけてグループとして動いていくことが決定しました。千趣会のリリースの中には、DBホールディングスの代表はサンライズの清塚徳社長の名前となっていますが、これは株式譲渡のタイミングとして新会社を設立する必要があったため。4月1日にディアーズが千趣会から離れるタイミングで、私が代表を兼務するという形になります。そのため、基本的には今までと変わりません。」
小岸「昨年からの新型コロナによって、千趣会のベルメゾン事業が伸びてきました。一方でウエディング事業は厳しくなっています。千趣会としてはよりベルメゾン事業に選択集中していくという流れの中で、我々としてもウエディング事業を強化していきたいという思いもあり、オール千趣会グループではどうしても投資余力が限られるという話がありました。それならば、ウエディングは独立したほうがいいのではということで、今回の決定に至りました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月1日号)

