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キーマンに聞く

フォトスタジオの外販【長寿荘 CEO 海野泰司氏】

フォトスタジオの外販【長寿荘 CEO 海野泰司氏】

 年間700組を獲得する、フォトスタジオ【LUXE】事業の外販を進めている長寿荘(茨城県ひたちなか市)。FC展開ですでに6式場への導入が決定、LUXEの全国展開を加速させていく。王道の韓国フォトスタジオの強みと今後の対応を、海野泰司社長に聞いた。

結婚式場ならではの利点

――スタジオ事業は依然として好調とのことですが。

海野「昨年同様に、今年も700組弱を見込んでいます。これまでは高級ホテルで披露宴を挙げる層の前撮りニーズが多かったのですが、現在はフォトのみ等すそ野は広がってきた印象です。茨城県内の顧客は全体の20%で、つまり婚礼と違って集客エリアは全国規模。各地にFCが出来ることで、遠方から茨城に来ていた顧客の利便性は高まりますし、共同体と考えながら全国的なセールスプロモーションを展開していきます。」

――韓国【風】のフォトスタジオも登場している中で、本場のスタッフによるスタジオ作り、撮影指導、レタッチなどにこだわるLUXEとの違いを打ち出していくことも必要かと。

海野「FC事業者からも、そうした要望は聞いています。その違いをPRするのは難しいのですが、仕組みで勝負していく方針です。申し込みから撮影日までのケア、納品、納品後。FCとも営業支援を共有しながら、顧客満足度を高めていくことは重要かと。そもそも韓国のスタジオ、カメラマンは、中国やベトナムをターゲットにしています。そのためデザイン料一つとっても、日本には高額を要求してくるようになっています。スタジオ作り、カメラマン手配、運営、レタッチも含めて、日本での韓国フォトは参入障壁が高くなっていて、その点で以前から関係性や仕組みを構築してきたLUXEだからこそ、適正価格での提供が可能です。」

――FCは競合他社への外販で、結婚式場企業対象です。

海野「アルバムの内容は撮影で決まるわけですが、どういった撮影をするかの打合せ業務は今後大事になってきます。スナップ写真と比べて、ページをめくるたびに、この時こうだったというストーリーを感じさせるためには、一組一組との打合せは重要。これを担うのは、結婚式で経験のあるプランナーであり、そのためFCも結婚式場対象にしています。また、アルバムの形からデータに移行、しかも動画は求められてくるかと。例えばアルバム+動画の販売、打合せや撮影のメイキング動画を提供する、結婚後の記録にも繋げていくなどを考えなくてはならず、つまりそうした複合的な対応をできるのも結婚式場だからこその強みです。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月11日号)