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オリジナル楽曲の制作【テクロス サウンドクリエイター 城野数馬氏】

オリジナル楽曲の制作【テクロス サウンドクリエイター 城野数馬氏】

 ゲーム制作会社のテクロス(京都市下京区)は4月、オリジナルウエディングソング制作サービス【(YOU)nico music(ユニコミュージック)】をリリースした。新郎新婦自身による歌唱・楽器レコーディングのほか、その風景を撮影した映像作品を提供するものだ。プロのクリエイターチームと制作現場で一緒になることで非日常体験ができ、施行当日までの顧客満足度・モチベーションを高めるコンテンツとして、結婚式自体の体験価値も醸成される。ブライダル業界への本格展開に伴いモニターも募集し、8月13日には東京會舘で結婚式を予定しているカップルの施行で初めて導入する。同社でサウンドクリエイターを務め、今後このサービスを基軸にした新会社設立を予定している城野数馬氏に、今後の方針、音楽を活用した演出・余興の可能性について聞いた。

様々なニーズに応える態勢

――オリジナルWソングの制作サービスはこれまでにもありましたが、価格、サービス内容のポイントについては。

城野「カラオケ状態にしている音源を提供する、8 万円のプランがベースになります。ただ、当サービスでは、新郎新婦にレコーディングを体験してもらい、収録風景の映像も撮影することに商品価値を置いています。LINEなどを使った事前ヒアリングをもとに、楽曲・体験・映像制作のフルセットを提案していくことで、平均単価は結果的に30万円を想定しています。」

城野「このサービスでは原価もかかり、主にスタジオ使用料楽曲制作です。スタジオ、楽曲制作共にバンドテイストなのか、ピアノのみのクラシックにするのか、歌入り、インスト、サウンド数などによって規模や工数は変わります。予算が限られているのであれば、クオリティを維持しながら工数を減らすことで、原価をコントロールしていきます。逆に、予算をかけてでもこだわりたいカップルの希望は、なるべく実現していく方針です。作詞はプロの作詞家がサポート。例えば自分で弾くことも出来る場合には、楽器演奏にも参加することを前提にスキルに合わせた楽曲も提案します。もちろん、作詞作曲を全てお任せしてもらい、歌撮りのみでも対応していきます。」

――プロのアーティストも利用するスタジオを使ってレコーディングしていきます。

城野「現在提携するスタジオは、東京に3 ヵ所・大阪に1 ヵ所あり、今後はそれも増やしていきます。収録風景の撮影については、楽曲のラフ案が上がった段階で、当社の映像制作チームが打合せに参加。MV・ドキュメンタリー・YouTuber風など、希望のジャンルに応じて編集します。一つの映像作品として納品し、オープニングやエンドロールなどのムービーに挿入する際は、素材だけを会場の映像会社に渡してもらいます。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月21日号)