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キーマンに聞く

オリジナルよりパーソナル 初期のヒアリングが単価アップに繋がる【ハレノヒ フリープランナー仁藤なお子氏】
――仁藤さんはプランナーとしての活動の他に、プランニングスキルの向上など、コンサルティングサービスも展開しています。最近はどういった相談が増えていますか。
仁藤「『こうした課題があってここを改善していきたい』という具体的なものよりも、『プランナーの打合せスキルを上げたい』など、ざっくりしたものが多い印象です。スキルアップの大前提として、ヒアリング力の向上は必要不可欠。ここを磨くことでいい提案ができ、自然と単価アップの流れは生まれ、結果としてプランナーのモチベーションアップにも繋がってくるという、好循環となります。」
――いい提案をするためには、カップルのこれまでを“棚卸し”することが大切です。
仁藤「コロナ以降特に傾向が強まったと感じますが、新郎新婦のライフスタイルや価値観は大きく変化。数年前に『オリジナルウエディング』という言葉が一気に浸透しましたが、改めて思うのは、今までになかったような奇をてらった演出などを入れる必要は特段なく、オリジナルというよりは、『パーソナル』な結婚式が求められるようになったと感じています。」
――打合せの初期段階で、2時間かけてカップルのことをヒアリングしているそうですね。
仁藤「例えば2 人の名前の由来など。最近は1 / 2 成人式を小学校で取り入れるケースもあり、親がどんな想いで名前をつけてくれたのか知っている人も多いです。相手にとっては初めて知ることだったりしますし、その流れで家族構成などの深掘りも可能。こうした切り口から改めて考えた結果、『やっぱり親に感謝を伝えるべきだよね』など、秘められた感情に気付くケースもあります。ヒアリングというよりは、“インタビュー”をするようなイメージ。式場の場合打合せは○回までと決まっているケースもあるかと思いますが、このインタビューは絶対に確保するべきです。コロナ以降参列の機会も減りましたから、初回の打合せなどで『どんなパーティーをしたいですか?』と聞いても、カップルにとってはその時インスタで見た流行りの演出など、表面的なものしか頭に浮かんでこないのです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号)

