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みなとみらい店を改装 婚礼の組数目標120%【アニヴェルセル 代表取締役社長 松田健一氏】

みなとみらい店を改装 婚礼の組数目標120%【アニヴェルセル 代表取締役社長 松田健一氏】

アニヴェルセル(東京都港区)は今秋、旗艦店の1つであるみなとみらい横浜店をリニューアルオープンする。改装後のウエディングの組数は120%を目指し、同時にMICEの受注も強化。こうした様々な対応は、昨年リニューアルが完了した表参道の事例を横展開していく流れだ。「エリアに根付く式場」を目指す代表取締役社長・松田健一氏に、2000名の来場を想定する『大開放祭』のイベント実施、CSR活動への想いなど話を聞いた。

――第1 四半期が終了しましたが、今期の結果は。

松田「昨年9 月にリニューアルオープンした表参道の稼働もあり、売上は好調に推移しています。現在広告出稿量を増やしていて、PRを強化した分の施行組数は下期にしっかり反映されていきますので、大方予想通りの展開になったと言えます。自社集客についても強化を図っていますが、その取り組みの1 つは当社オリジナルの婚姻届。社内にクリエイティブチームを構えており、季節に合わせたデザインを随時リリースしてきました。当社施設で挙げるカップルに限らず誰でも無料で利用でき、累計ダウンロード数は50万以上を記録しています。」

――単価アップについては。

松田「様々な商品の中でも、特に映像は伸びしろがあるとの考え。現在表参道では、エンドロールを式当日の撮って出しのみにするのではなく、例えば幼少期の写真を組み込むなど、2人のこれまでと結婚式を結びつけるような映像の制作に取り組んでいます。技量が求められるものに関しては従来の映像商品より価格を上げることで、いいものをカップルに届けると同時に、単価アップに繋げていく。こうした取り組みの成功事例は、他店舗でも横展開を検討できればと思います。」

―― 8 月12日にはみなとみらい横浜において、『アニヴェルセル大開放祭』を開催。オリジナル婚姻届と同様に、潜在層とのタッチポイントを作る機会の1つにもなるかと。

松田「『大開放祭』は昨年に続く2 回目の企画で、前回は1500名近くが来館。今年は2000名を予定しています。前回は、どちらかというとすでにアニヴェルセルのファンになっている人たちが多く見受けられましたが、この層を大切にするのはもちろんのこと、『アニヴェルセルをまずは知ってもらいたい』との想いも今年はより強くなっています。そもそもみなとみらいは、デートスポットとしてエリア自体が人気。実際に『アニヴェルセルの建物を遠くから見ていて、綺麗だと思っていた』という声も少なからずあるわけです。だとしたらぜひ中まで体験してもらいたいと、カップルはもちろん家族連れなど幅広い層に向けて、施設を大開放する1日です。ゆくゆくは結婚式の受注に繋げていければとの想いはありますが、街への恩返しの意味も大きいですね。みなとみらいに関してはエリアの中心部で営業をしていますから、その地に根付く式場として輝きを放ち続けることは、街にとってもプラスと言えるでしょう。」

――10周年を迎えたみなとみらいの店舗ですが、8 月現在順次改装に着手しています。

松田「7 バンケットのうち4 つと、エントランスをリニューアル。改装後のウエディングの組数は、120%を目標に設定しています。10年間の中で施行組数も累計1 万組を超え、ゲストの中には複数回の参列経験のある人も増えてきました。今回のリニューアルを通じて、店舗の進化を感じてもらえたらと思います。改装する会場の『Glass』と『Ray』は、コネクトルームとして1 フロア貸切も可能。正餐スタイルで280名を収容できます。10年間の実績の中で、『多人数規模でやりたい』というカップルも一定いることが分かりました。この層を引き続き獲得していくと同時に、立食では350名まで対応できますから、MICEの受注もより強化を図っていければ。そのほかに改装する会場は、ニーズの高まる少人数向けの案内を強化していきます。」

詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月1日・11日合併号)