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キーマンに聞く

まずは別業種で自信をつけそれからプランナーに転身【戸板女子短期大学 教授 安東徳子氏】
学生の意識を学ぶ重要性
戸板女子短期大学(東京都港区)の安東徳子教授は、学生の意識を踏まえた企業の採用サポートも展開している。超売り手市場では、学生の傾向に合わせていく姿勢がより重要だと語る。
「まだまだ採用側の意識として、ウエディング業界は人気の企業だから【入れてやる】というところもあります。会社としてはそうした意識はなくても、現場の人事担当が勘違いしている可能性もあるため、そこは経営側でしっかりとチェックしていくべきでしょう。」
「また、採用担当者も勉強しなければなりません。何よりも共感力は大切で、学生のことを理解していく。説明会の時にこれからの勉強方法として新聞を読む、テレビを見るとアドバイスをするケースもありますが、そもそも学生は新聞も取ってなく家にテレビのない人も多いわけです。それを考えると、説明会などで前面に立つのは、入社したばかりの1 年目のスタッフがいいと思います。20歳前後の学生が想像できるのは、せいぜい1 年後の自分であり、だからこそ共感できる1 年目のスタッフによる話であれば、すんなりと耳に入ってきます。」
「今の学生は、この職業になりたいという人は少ない。ウエディングについても、プランナーになりたいではなく、漠然とホスピタリティ産業を考え、その一つとしてウエディングを考えたという程度です。そのため、ウエディングを選んだ場合、それ以外の仕事は出来なくなるのではとリスクを感じます。また、プランナーは責任が重いという印象も強く、そのため同じブライダル業界でもドレススタイリスト、ジュエリーに就職。そこで接客や営業の自信を付けてから、プランナーになろうという考えもあります。キャリア教育で、一生を通じいくつもの職業から自分を高めていくことを学んでいるため、そこを尊重してあげることも大切でしょう。」
「学生の意識として、自分は何も出来ないと考えているため、入社後の研修制度も気にします。また福利厚生の一環としてパーソナルカラーやヘアメイク、料理教室、それこそ韓国語でも、学びへの補助制度があるかは大切な要素でしょう。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月11日号)

