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キーマンに聞く

【Key Person(後編)】結婚後のライフデザインサポート(IBJ 代表取締役副社長 中本 哲宏氏)
婚活最大手IBJ(東京都新宿区)代表取締役副社長、中本哲弘氏のインタビュー。前編では婚活が式場選びの「川上」になっていることを紹介したが、後編は同社のライフデザインサポートに焦点を当てた。ブライダル業界も挑戦してきた、夫婦のその後のライフサポートに何故同社は成功しているのか。ブライダル企業にとってのヒントがある。
――ブライダル会場と婚活の接点として、パーティの可能性が広がっているそうですが。
中本「これまで婚活マーケットを牽引してきたパーティですが、最近は婚活事業者の専用会場ではなく、新しいものを求める傾向が高まっています。専用会場が出来る前に人気であった、ホテル、結婚式場などのバンケットを使った大型のパーティに回帰しており、事例も増えています。この背景には、サービスの進化があります。以前のパーティと言えば、番号札を胸につけ、手書きのプロフィールシートを交換しながら話していくイメージかと思います。現在、当社が提供しているサービスでは、アプリでパーティ参加者全員のプロフィールを見られます。100人、200人規模であっても、そのパーティにどんな人がいるのかがアプリのプロフィールで分かるようになり、話したい人も決められます。これにより、多人数のパーティの満足感も飛躍的に向上し、出会いの可能性も高まったわけです。」
中本「人数以外にも、新しいパーティスタイルとして食事をしながら、お酒を飲みながらなどのスタイルも注目されてきました。実際にホテルや結婚式場、レストランから会場を提供したいという引き合いに対し、当社としてもそれぞれの特色を生かした独自性のあるものを積極的に進めていく方針です。この点については、当社が集客・企画し、会場を借りて運営するというケースもあれば、会場自身が婚活事業に着手することで主体的に開催していくという場合もあります。ホテルや結婚式場にとっては、仮にそのパーティが2 人の出会いの場になれば、その後のウエディングにおいても大きなアドバンテージになるでしょう。」
――婚活が結婚式場選びの川上になっているのと共に、IBJでは結婚式以外の2 人のその後のライフデザインについても、様々なサービスを成婚者向けに提供しています。
中本「ウインドアンドサンで展開するウエディング情報の提供も、ライフデザイン事業の一環です。それ以外にも昨年にはソニー生命保険との合弁会社、IBJライフデザインサポートを設立し、結婚、新生活、子育てなどのライフステージに合わせた将来設計をサポートしています。必要であれば、保険も提供します。IBJファイナンシャルアドバイザリーは、不動産仲介から住宅ローンまで、住まい探しに関する悩みをサポートしています。休暇旅行やハネムーンをアレンジサービスする、IBJ旅コンシェルジュもあります。会員の結婚が決まると、ウエディングはどうしますかという相談だけでなく、それぞれが結びついていきます。ハネムーンは?新居は?子供は?と。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月1日号)

