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【30代のリーダー】家族の意味を伝える(五洲園 代表取締役社長 萩原隆史氏)
今年9月、五洲園(本社:埼玉県本庄市)の代表取締役社長に就任した、萩原隆史氏。群馬県内で運営するゲストハウス・アメイジンググレイス前橋では、結婚式後の周年イベントを開催するなど、いつでも帰って来られる機会を提供している。「少子化が進む今、結婚の意味を伝えていくべき」と語る、萩原氏の想いとは。
―― 9 月1日付けで、代表取締役社長に就任しました。今後は更に、ブライダル業界をけん引する1人になることが予想されますが、萩原氏が考える業界全体で取り組むべき課題とはどんなものでしょうか。
「私達は結婚式を提案する仕事をしているわけですが、式だけの話ではなく、結婚そのもの、そして家族の意味や絆をもっと訴えかけていく必要があるでしょう。ホテルやレストランは宿泊機能・料飲部門があるので、カップルにとって、結婚式の後も訪れやすい環境です。ゲストハウスも同様に、いつでも帰って来られる場所を目指していくべきかと。式場がクリスマス会などのイベントを開催し、結婚式のことを思い出してもらえる機会を創出、かつ発信していくことが重要だと思います。」
「当社が運営する前橋の会場では、毎年サマーフェスティバルを開催。結婚式を挙げた夫婦を無料で招待しています。前橋店のオープンが2007年4月末。今年は開業から半年以内に式を挙げたカップルに声を掛
け、10周年祭も開催しました。約20組が参加したのですが、小学生くらいの子どもと一緒に来場する家族の姿を見ることが出来ました。70 ~ 80% が教会式の挙式スタイルなので、周年祭にも牧師を招き、結婚式を挙げた日を振り返ってもらえるような講話をしました。パートナーと家族になり、一緒に歩いてきたこれまでの結婚生活を改めて振り返る、貴重な機会を提供できました。」
――小さな子どもが結婚式場に足を運ぶことが大事と考えているそうですね。その理由は。
「長期的なスパンで考えると、子どもが小さいうちから結婚式場に馴れ親しんでいることは大切です。『お父さんとお母さんは、ここで結婚式を挙げたんだよ』と語りかけることが出来たら、結婚や家族の素晴らしさが子ども達に伝わるのではないでしょうか。」
(全文は紙面にて掲載)

