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キーマンに聞く

【この人に聞く】〝初心者マーク〞をつけ続けるプランナー(テイクアンドギヴ・ニーズ ウェディングアドバイザー 有賀明美氏)

【この人に聞く】〝初心者マーク〞をつけ続けるプランナー(テイクアンドギヴ・ニーズ ウェディングアドバイザー 有賀明美氏)

 大学卒業後、新卒でテイクアンドギヴ・ニーズ(以下T&G)に入社。ウェディングアドバイザーの有賀明美氏は、結婚式一筋でキャリアを積んできた。なぜブライダル業界を選び、離職率が高いとされるこの仕事を19年続けてきたのか。デビュー当時の思い出と、プランナーにこだわる理由を聞いた。

――有賀さんが、そもそもこの業界を目指したきっかけは。
有賀「大学4 年生になり、周りは就活を本格化。一方で私は進みたい道が決まらず、就活にも本腰をなかなか入れられなかったのです。卒業が目の前に迫り、さてどうしようとようやく考え始めた時に、小学生から今までの通信簿や成績表を見返してみようと思ったのです。そこで気付いたのが、『創る』ということに対して、先生から高い評価がもらえていたこと。美術も好きでしたし、文化祭の企画を考えるのも楽しかった。創作ダンスも褒められていたので、何かを『創る』、クリエイティブな仕事を探してみようと思ったのが、スタートでした。」
――そこで手に取ったのが、求人情報誌だったとか。
有賀「とらばーゆを手に、『創』という文字を片っ端から探し始めました。そのなかで目についたのが、『一緒に結婚式を創りませんか?』という、T&Gの求人広告だったのです。募集中の職種は、プランナーと経理。プランナーは競争率が高いと踏んで、受かりやすそうな経理で履歴書を出しました(笑)。経理の仕事をしつつプランナーを目指そうとちゃっかり思っていたのですが、後で聞いた話によると、面接官の大半はすぐ辞めるだろうと思っていたそうです。『楽しいことを創るのは、誰にも負けない』という自信は強く持っていたので、その点が一部の面接官から評価され、内定を獲得しました。」
――社会人生活はどのようにスタートしたのでしょうか。
有賀「私はもともと人に対する興味が薄い人間。結婚式に憧れて入ったわけでもないので、“不得意”とも言える人とのコミュニケーションに向き合わなければなりませんでした。当時は10名を前に話すシーンで、過呼吸を起こしてしまったほど。22~24歳は、苦手なことに向き合う日々に、本当に必死でしたね。」
――記念すべき初施行の思い出は。
有賀「大ベテランの先輩から引き継いだプランナーデビュー。当時は人数も少なく、つきっきりで先輩が教えてくれる環境が今ほど整っていなかったわけです。分からないことだらけでしたから、聞かれた質問は、『今日のお答え』として回答を書き上げ、ファックスで送信。そんなやりとりを繰り返していると、式当日までには5 cmほどの厚みになりました。一緒に創り上げた式だったので、パンチで穴を空けリボンをつけて、その用紙をまとめて渡したのを今でも覚えています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月11日号)