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《輝く女性支配人 VOL.27》『私たちを選んで』との強い想い 現場に入るからこそ見える自社の強み【Share Clapping 営業統括マネージャー小林 優さん】

《輝く女性支配人 VOL.27》『私たちを選んで』との強い想い 現場に入るからこそ見える自社の強み【Share Clapping 営業統括マネージャー小林 優さん】

広島県で2会場を運営し、プロデュース事業にも注力するShareClapping(広島市中区)に、新卒で入社した小林優さん。就活当時は接客業、ウエディングに対して特に思い入れもなかった一方で、説明会の話を聞いて180度考えが変わったという。現在は営業統括マネージャーとして、運営する2店舗を俯瞰して見る立場となり、人材育成にも注力。「私たちの結婚式は素晴らしいから、選ばないと後悔する」との強い想いは、同社ならではの様々な取り組みがベースとなっている。

重要なのは場所よりも人 
「広島で生まれ育ち、大学進学を機に上京。就活スタートのタイミングでもやりたいことは明確に浮かんでなくて、接客業はむしろ興味のない分野でした。地元に帰りたいという想いと、少数精鋭の会社で様々な業務に挑戦するという2つの考えをベースに、就職サイトで検索を開始。偶然見つけたのが、Share Clapp ingでした。他の会社は企業紹介などを見ればなんとなくやっていることが見えてきた一方で、当社に関してはよく分からない(笑)。当時の私は結婚式の参列経験もなく、ウエディングに対しては『準備も大変そう』と、むしろマイナスな印象でした。就活で話を聞いていく中で当時の社長から、『嫌いな人と一緒に行くテーマパークと、大好きな人と行くコンビニは、どちらが楽しいかを考えてみて』と言われました。『結婚式もどこでやるかではなく、誰と創るかが大事なんだ』と気付きましたし、仕事も同様に『この人たちとなら絶対にワクワクできる!』と思い、入社を決意しました。」

当日音響は社員が担当 
「一緒に働くメンバーは予想通り面白い人達で、入社後の大きなギャップはありませんでした。比較的早い段階で接客から発注など様々な業務に挑戦させてもらい、〝守備範囲〞の広さも想定のうえ中小企業を選んでいたので、やりがいも感じていました。新規接客に関しては、成約数・率においてMVPを取ることもできました。『私たちを選ばなかったら本当に後悔しますよ!』というほど、自社の結婚式には自信がありましたから、数字のプレッシャーなどもありませんでしたね。当社ならではのスタイルとして、成約した時点で、初回打合せをするというのも1つ。多くの式場は早くても半年前くらいから打合せスタートかと思いますが、この場合成約後の空いた期間で情報収集し、結果として『流行りの演出を取り入れたい』となる。それが本当に2人にとってやるべきことなのかはまた別の話で、新郎新婦との関係性を構築していく意味でも、打合せをすぐに開始しています。また、当日の音響はパートナー企業ではなく自社社員で担当するのも、当社ならでは。私自身今でも音響を担当しますし、現場に入ることで、『このシーンいいなぁ』、『こうしたらもっと良くなるかも』など様々な気付きに繋がります。施行現場に立ち会うからこそ、私たちの創るウエディングを語れる。結果として、新規接客も数字を残すという自分マターではなく、『絶対に選んでほしい』との想いをベースにしたトークになっています。」 
「少数精鋭の企業ですから、キャリアアップに関しては『ゆくゆくは』と思っていましたし、業務の幅が広がるのであれば、きちんと役職に就くべきとの考えです。若手に伝えているのは、まずは長所を伸ばす努力をしてほしいということ。キャリアの浅いタイミングは、他のメンバーと比較して自分のできない部分に目が行き、ネガティブな思考になってしまう。チームで仕事をするうえで個性は重要ですから、最初の3年間ほどは、自分の強みをとにかく伸ばし、その後苦手な部分を平均点まで引き上げればいいと伝えています。全員できることが同じならチームを組む意味はないので、それぞれのバランスを取って、苦手分野は他の人がカバーするのが理想との考えです。もう1つ伝えているのは、カップル、ゲストが喜ぶことであれば、躊躇せずに挑戦してほしいと。新しいことをやってみるとなると、先輩・上司の顔色をうかがってしまいますが、目線は常にカップルに向けるべき。仮にうまくいかなかったとしても、違うアプローチをもう1回考えていけばいいと思っています。」

社内に向けた発信強化 
「現在注力しているのは、当社の想い、結婚式の価値などをきちんと統一言語で発信すること。今までもしてきた一方で、伝え方、相手の受け取り方によって、〝解像度〞に差があったのも事実です。現在は月に1度の全社会議内にきちんと時間を作り、私からメッセージを発信しています。今以上に全員の気持ちを1つにし、『私たちの結婚式は最高』という想いにより磨きをかけていきたいですね。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月21日号)