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キーマンに聞く

《聞かせて!!花嫁のホンネをCheck!!》延期してでも伝えたいゲストへの感謝の想い
新型コロナウイルスの影響により、結婚式を延期・中止せざるを得なくなった新郎新婦。今回のような事態は前代未聞であり、式場としてもどのように対応をしていくかは“手探り”だったとも言える。延期により業界は大打撃を受けたわけだが、結婚式を楽しみにしていたプレ花嫁たちはどのような悲しみを味わったのか。ウェディングソムリエ(J’adoreWedding)協力のもと、7月7日に3名の花嫁による座談会を開催。彼女たちの本音を探っていく。
Q.1 当初の予定日&今後のスケジュールは?
A子「2月に入籍を済ませ、6月に都内のゲストハウスで結婚式開催の予定でした。3月以降コロナの影響が日に日に拡大していったこともあり、予定通りの日取りで挙げたいと思う反面、主人の仕事関係の列席者もいたため、やっぱり迷惑は掛けられないだろうと。遠方から飛行機で上京するゲストもいたので、日程変更を決定しました。会場を都内のホテルに変えて、来年の12月に開催予定です。」
B子「京都のゲストハウスで10月に開催するつもりでした。春の時点では『夏以降はコロナもきっと落ち着くはず』と思っていましたが、やっぱりニュースの報道を見るたびに不安になりました。主人の友人の中に北海道在住者がいて、私の親族は東北から来ることもあり、私たち自身も東京から京都への移動が必要。せっかくの結婚式でクラスターが出てしまったらどうしようと思うと、夜も眠れませんでしたね。会場に相談したところ当初は来年の冬しか空きがないと言われましたが、来春のタイミングでちょうどキャンセルが出たようで、じゃあその日で!となりました。」
C子「私は6月に都内のゲストハウスで、親族のみ約30名で開催予定でした。コロナがいつ収束するのかという不安もあったため、1年後に延期できるかを相談したのですが、日程変更の対象は9月末までだと。1年後の場合は一旦予約をキャンセルし、再契約をする必要があると言われました。私の実家が大阪、夫側は千葉で、A子さんとB子さんと同様にゲストが県外から上京するケースもあったことに加え、両親もそこまで若くはありませんから。延期できるリミットの今年の9月いっぱいでの開催は心配だったため、1回解約して仕切り直すことに決めました。その式場で再契約はしておらず、落ち着いてからまた別会場を見つけて少人数パーティを開催したいと考えています。」
Q.2 会場を変更した最大の理由は?
A子「ホテルウエディングには憧れもありましたが、自由度の高いパーティを考えていたためゲストハウスを選択しました。本来であれば気に入った式場で挙げられるのがベストでしたが、担当プランナーの方の対応がどうしてもドライに感じてしまって。3月上旬に延期相談をしたところ、『キャンセル料は約款通りの30%』だと言われました。打合せはまだ1回しかしていない状況でしたが、金額にして約150万円。その後メールのやり取りが続きましたが、返信も遅く、1組1組に寄り添うというよりは、テンプレートをコピペしたかのような感じでした。『金額も金額だし大事な話なので、メールではなく一度電話でも相談がしたいのですが』と送ったところ、その返信もやっぱりメールで。社会人としての対応に疑問を抱き、感謝を伝えたい大切なゲストを迎える結婚式をこの会場で任せられるのか不安になってしまいました。もうここでは開催できないと思い、夫が会場側と掛け合って当初の金額の約半額でキャンセル。解約時は『結婚式』という言葉を聞くのも嫌になってしまい、コロナのせいで仕方ないと思う以上に、式場の対応に傷つきました。」
C子「私の場合は少人数だったこともあり、額面はA子さんほど大きくなかった。ただ開催時期をフレキシブルに変更してもらえなかったことが、やっぱり最大の懸念点でした。この対応について私たち夫婦だけでなく、特に夫の両親も理解ができなかったようで。花もドレスもまだ決まっていなかったことから、親からも圧をかけて(笑)最終的には申込金だけでキャンセルしました。A子さんと違った点は、担当プランナーは本当にいい方だったこと。コロナ前の打合せでも、ギフトの持ち込みを上司とかけあってOKにしてくれるなど、好感が持てた方でした。とはいえそのプランナーもイチ会社員だから、運営会社の全体的な方針は変えられないわけで。残念ですが一旦キャンセルし、そこには戻らず他会場を探す予定です。」
B子「私は日程だけを来春に延期し、会場はそのまま変更なし。神社で外式の予定のため、そこからのアクセス重視で会場を選びました。もともと10月開催の予定であり、まだ打合せがスタートしていませんでした。新規接客の担当者が窓口となり、今回の延期対応などをしてくれました。その方がいない時は別のスタッフが橋渡しをし、担当者からレスポンスが返ってくるなど。私自身は2人ほど、対応に大きな不満はありませんでしたね。」
Q.3 情報収集はどのツールを活用?
A子「普段のアイテム探しなどは写真中心のインスタグラム。ただ今回はツイッターが大活躍でした。実際に延期対応に悩む他の花嫁とDMでやり取りをしたり、式場の運営会社名を検索したり。同じ系列会場の方と情報交換をして、どう交渉していくかのポイントも共有しましたね。」
C子「私も今回はツイッターで情報収集。DMやコメントでやり取りしました。『コロナ 結婚式』などのワード検索をしていると、式を挙げる予定だった運営会社の名前がチラホラ目につくようになって…。正直他の花嫁がアップしていた対応に関するクレームなどを見て、その部分でも不安になりましたね。」
B子「私はツイッターと合わせて、引き続きインスタも活用。もともと同じ系列で式を挙げるプレ花嫁の方と繋がっているんですが、なかにはストーリーズ機能を親しい友達の限定公開にして、式場の対応を長文でアップしていた人もいました。自分が選んだ会場は実際どうだったんだろうと思い、他の式場や運営会社と比較して、対応力を最終的にジャッジしたかな。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、夏季特大号)

