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《新春 Top Interview》9月末まで休館し改装に着手【八芳園 取締役総支配人 関本 敬祐氏】
2023年に創業80周年を迎え、これまで歴史を重ねてきた八芳園(東京都港区)。今年は2月から9月末まで休館を予定しており、大々的な施設改装に着手する。「事業の根幹は、これからも結婚式であることに変わりはない」と話すのは、取締役総支配人の関本敬祐氏だ。リニューアルオープン後のウエディングはどのような変化を見せるのか。今後さらに強化を図っていくMICE事業、店舗展開など、八芳園のあくなき挑戦に迫る。
売上は前年対比120%
――婚礼の売上は、好調に推移しているそうですね。
関本「コロナ前との対比で、組数に関してはマイナス100組の一方、売上は約120%を記録。その背景として人数の増加が大きく、併設する料亭『壺中庵』も含めたコロナ前の平均列席者数45名に対し、昨年末時点で59名まで増加しました。プランナーの業務は多岐にわたりますから、様々な施策に手を出し中途半端になってしまうのであれば、まずは人数アップに集中していこうと。平均人数の増加から感じるのは、私たちが思っていた以上に、カップルは『呼びたい』という意欲を持っていること。大切なゲストに来てもらう意味・価値などを式場からきちんと伝えることも重要で、声掛けを迷っている友人、親族がいるのであれば、そこに手を差し伸べるイメージですね。」
――八芳園における今年最大のトピックは、本館の大々的なリニューアルです。
関本「婚礼の新規接客などを除いて、2 月から9 月末まで営業を全て休止し、改装に着手します。リニューアル背景は、インフラ整備が1 つのキッカケ。業績のいい今、デザインのブラッシュアップも含めたリニューアルを実施し、次の時代に向けて切り替えていこうとの考えです。再オープン以降受注をさらに強めていくMICEへの対応をグローバル視点で見た時、サステナビリティやCO 2 の排出、衛生基準といった観点で、現状負けてしまうこともありました。こうした部分も今回のリニューアルで解消し、施設のレベルをもう一段階上げていく。全体の設計管理は、山﨑健太郎デザインワークショップが担当します。」
――大きくチェンジするのは、5・6 階の『CLUBFLOOR』です。
関本「このフロアに関しては、300〜400名規模のパーティー、商品プレゼンからのネットワーキングなどを主に想定。5 階と6 階は階段で繋がるメゾネットタイプのため、2 フロアを使ってのイベント開催も叶います。大型MICEへの対応を考えた際、1 番ネックになったのは営業面積を“横”に広げるのが難しいことでした。有効スペースをどう変えていくか、結果として2 フロアを繋いで、“縦”に使うというアイデアに至りました。『CLUB FLOOR』へは、ロータリーから直接エスカレーターでアプローチが可能。300人の行き来をカバーするため、オペレーションも含めてのエスカレーター設置となります。施設に到着後、本館に入るゲスト、5・6 階に進むゲストの2 つのルートをそれぞれ確保するイメージですね。MICE需要への対応強化として、ムスリム専用のキッチンも新設。多様化する食のニーズに、しっかりと応えていきます。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1日・11日号)
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