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キーマンに聞く

☆トップシェフに聞く☆調理過程の意味を考える(ディズニーアンバサダー ホテル 総料理長 筧 吉行氏)
2015年にディズニーアンバサダーホテル(千葉県浦安市)の総料理長に就任した筧吉行氏。進路に迷っていた高校2年時、テレビで帝国ホテルの総料理長・村上信夫氏を見て「格好いい!」と一目ぼれ。ホテルの総料理長に憧れ、料理の道に進んだ。現場のトップとして、人材育成も重要な仕事であるが、スピーディーな即戦力化のために自ら料理の研究を追求し続けている。
――顧客を喜ばすため、自分の成長のため、料理の知識を日々追求しています。
「料理の研究に終わりはありません。最近は調理工程一つひとつの意味を考えるようになりました。例えばなぜ肉に焼き色を付けるのか。美味しそうに見えるから、と言うのが当たり前の答えですが、なぜそう見えるのか。肉には糖分、アミノ酸が含まれています。熱を加えることでメイラード反応という科学反応が起こります。するとメラノイジンという褐色物質が生成される。これが付着して肉に焼き色が生まれ、独特の芳香成分と旨味に繋がるのです。この反応はとても身近なもので、うな重の照りやチョコレートの色の要因でもあるのです。」
(詳細は紙面にて、3月21日号)

