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~まだまだ単価UPブライダル衣裳~パーティードレスのレンタル事業を開始【アンドユー 代表取締役社長 松田愛里氏】

~まだまだ単価UPブライダル衣裳~パーティードレスのレンタル事業を開始【アンドユー 代表取締役社長 松田愛里氏】

 ノバレーゼ(本社:東京都中央区)は、女性用パーティードレスのシェアリング事業に参入する。1月4日に100%出資子会社・アンドユー(東京都渋谷区)を立ち上げ、代表取締役社長には、2014年度新卒入社の松田愛里氏が就任する。4月には専用のECサイトをオープン予定。開始から3年で、年間3億円の売上を目指していく。

――ノバレーゼにとって4年ぶりの子会社となるパーティードレスのシェアリングブランド「ANDYOU dressingroom」。事業開始のきっかけは、列席者用衣裳に課題を感じていたからと聞きました。
松田「当社も創業当時からドレス事業を展開し、新婦の衣裳はここ数年で大きく変化してきたと言えます。例えばインポートドレスの参入。バイヤーが買い付けてきた海外のドレスがインスタグラムで拡散されるなど、最新トレンドを好む新婦から人気を博しています。一方で、ゲストの衣裳の変化のなさを感じていました。結婚式の参列ドレスと言えば、ひざ丈のワンピースにボレロを合わせたスタイルが定番。色味もネイビーやブラックなど、ダーク系のワンピースを中心に、羽織ものはホワイトを着用するなど。バッグはゴールドかシルバーが大半で、大きな変化がない。言わば一辺倒なスタイルしかなかったわけです。多くの女性が普段はファッションを楽しんでいるにも関わらず、パーティードレスになると、なぜファッション性が一気になくなってしまうのか。その現状に大きな課題があると感じていました。」
――式を挙げる場所の変化にも、ゲスト用パーティードレスは追いついていないとか。
松田「ホテルでの結婚式が中心だった時代から、レストランウエディングが人気を集め、そしてゲストハウスが台頭してきました。気候のいい季節は、ガーデンウエディングなども多くなります。結婚式を挙げる場所も、時代とともに大きく変化してきたわけです。一方で、ゲスト用ドレスに変化がなければ、ここでもミスマッチが生じてしまう。例えば一流ホテルの結婚式に参列する際のパーティードレスが、ガーデンウエディングにマッチするのかと言えば、そうとも限らない。海外や海辺のリゾートウエディングであれば、思い切って肩を出すのもいいでしょう。また、季節感がほとんどないのも疑問でしたね。普段のファッションは季節を意識したカラーや素材をチョイスする一方で、パーティードレスになるとそうしたことにもなかなか気を配れない。変化のなさに、さらに拍車がかかっているわけです。私自身も式に参列するなかで、常に疑問を感じていました。ゲストドレスの遅れを解消すべく、今回のレンタルサービスのローンチに至りました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月21日号)