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[新春 Special Interview]狙うは2022年に年商100億円【CRAZY 代表取締役社長 森山 和彦氏】

[新春 Special Interview]狙うは2022年に年商100億円【CRAZY 代表取締役社長 森山 和彦氏】

 オーダーメイドウエディングのCRAZY(東京都墨田区)が新たな挑戦を仕掛ける。2月に初の自社施設IWAI OMOTESANDOを開業。森山和彦社長は、なし婚増加の危機感を胸に、これまでにないコンセプトを掲げる。2022年には100億円企業への成長を目指す同社が再び巻き起こすイノベーションに、今年も目を離すことができない。

――オーダーメイドコンセプトウエディングという新しい概念を広めてきたCRAZYですが、今年は初の施設運営もスタート。新たなチャレンジを仕掛け、2022年には100億円という目標を掲げています。
森山「オーダーメイドコンセプトウエディングを手掛けている企業としては国内でも最大かと思っています。ただ、現実にはまだまだ小さい。もともと業界初心者で、何も知らない中で一生懸命やってきて、少しずつ受け入れられてきました。ただ、6 年経って冷静に見ると1000組しかやっていないわけです。つまり年間200組であり、売り上げも今年開業するIWAIの計画も含めて25億円弱です。また、根本的に何かを変えたかと言うと、確かに可愛い高砂は増えたけれど、それ自体に果たして意味があるのだろうか。そもそも世界を変えたいと会社をやってきた中で、全然行きたいところに向けて進んでいない、ではどうするか。6 年間で築いたものを新しいフォーマット、やり方、新しい結婚式の形にし、それをIWAIでアウトプットしていく。それこそがイノベーションだと信じています。昨年は、クレイジーキッチンを事業譲渡したほか、旅行会社も独立させました。ウエディングに全リソースを投入するという明確な意思です。IWAIでは、個人のお祝いと法人のお祝いの二本軸で展開していきます。いわばお祝い事業イベントプロデュースです。」
――その原動力として、今後もさらになし婚層が増えていくのではという危機感が森山社長にはあるようですが。
森山「なし婚の増加は絶対に止まらないと確信しています。ただ、止まらないことはいいことではないでしょうか。今の結婚式が消費者に受け入れられていないということであり、消費者は意味がないと思っている。つまり価値を感じていないということです。これはブライダル業界が価値を与えられていないということで、実に明快なわけです。何がチャンスかを考えれば、消費者にもっと受け入れてもらう、買いたいと思ってもらえるサービスを作ることが必要、実に単純なことです。」
森山「もちろん、現状の結婚式に満足してくれている人たちはいますが、私たちが目を向けているのはその数がどんどん減っているということ。そして、その数があるティッピングポイントを迎えると爆発的に増えていく可能性があります。10年後に今の結婚式の形が残っていると思いますかと考えるべきです。受け入れられていないものが数多くある現状、10年後には全く別の形になっていく方が自然の流れかと。だからこそ、みんなで一緒に変化していくことが必要ではないでしょうか。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1・11日新春特大号)