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連載3〔Web集客入門〕ネット集客だけで来館100件増!の実例【賑屋 ブライダル事業部部長 大前友美氏】

連載3〔Web集客入門〕ネット集客だけで来館100件増!の実例【賑屋 ブライダル事業部部長 大前友美氏】

 今回は“WEB集客のみ”にスポットをあててお話ししたいと思います。1チャペル1バンケットや地方の小規模会場では、ゼクシィへの広告費も大量に投じることができません。さらにコロナ禍にあって、広告予算を抑えたい、ただし集客数は落としたくないという相談が急増しています。

今回紹介するのは、広告予算を下げながら、年間集客で100件増、成約も50件増に成功した事例です。この会場は、ゼクシィを減らすのではなく、完全にWEBにシフトするという思い切った戦略で、1年で成果を上げました。

まずは、事前準備が大切です。広告費を削減しても、集客が減少すれば意味がないわけで、そのために予算配分の組み換えを進めました。紙面を使わない以上、公式HPでの集客か、口コミサイト(ポータルサイト)からの集客を増やしていかなければなりません。

まず公式HPですが、サイト自体をたくさんの人に見てもらわないといけません。その判断基準としてアクセス数を重視しているケースがあります。実はトップページへのアクセス数は、列席ゲストや余興をする人のものも含まれてくるため、ここはサブ的な要素となり、肝心なのはプランページ、フェアページとなります。つまり、新規検討者がどの程度見ているのか、増えたのかが重要となります。
公式HP見てもらうためには、Googleで“エリア×結婚式場”のキーワードで検索したときに、何ページ目に出てくるのかを把握することが重要です。まずは認知を高めるために、SEOにお金をかけ、検索をかけたときに前の方に出てくるように仕掛けていく。また、リスティング広告を駆使していく。さらに、HPに誘導してくれる、口コミサイトを強化していく。どこからの流入をどれだけ増やしていくかを決定し、それをもとに予算の組み換えを図っていきました。

 

今回のケースでもう一つ重視したのが、来館キャンセルの防止対策です。これはオフラインの努力も必要ですが、実際に会場の動向を分析すると、予約は入っていてもキャンセルが30%を超えていました。WEB集客をする時に、HPを作り替え、口コミランキングをあげていくという作業には、どうしても4、5ヵ月はかかります。まず着手する取り組みは、キャンセルを食い止めること。これを実践しておくことで、後にWEB集客が順調に回転しだした際にも、より実来館に繋がっていきます。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月1日号)