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キーマンに聞く

連載13《Do・遠藤正人氏が提唱する 集客力アップのためのクリエイティブ制作》各層に合わせたインスタ投稿
集客対策は、広告出稿によってリーチを増やすだけでなく、興味を持ってくれた人のアクション率を高めていくことも大切です。式場に興味を持った人の次のフェーズとして、オウンドメディアである公式HP・インスタを確認。つまりアクション率を高めるには、いかにHP、インスタを強化するかにかかっていて、そこで今回から2 回にわたりこの対策を紹介します。
今回のテーマはインスタ。ノバレーゼでは昨年秋以降、外部のディレクション会社と情報交換を重ねながら1 月から新たな運用をスタートしました。インスタを確認するのは大きく3 つの層で1・これから結婚式場を検討する人、2・成約済みの人、3・結婚式を終えた人。それぞれの層に合わせた情報を棲み分けし、的確に提案出来るような運用に変更しました。
別項に掲載しているのが、実際のインスタのキャプチャー画像です。左側は【RUSTIC】と入れたロゴを真ん中に、その周りにロゴのイメージを表す写真を投稿。他にも【ELEGANT】、【JAPANESE MODERN】といった6 つのコンセプトを用意し、9 コマ1 セットで2 週間に1回投稿しています。これは既に成約をしてくれた人をターゲットにしたもので、これからウエディングを作り上げていくにあたり、参考にしてもらうことを想定しています。
右側の画像は、成約前の人をターゲットにした投稿です。【Real Story】のロゴを中央に、実際の結婚式写真から色味などを合わせてピックアップ。これも9コマセットで、01から順番に新しい顧客のレポートを公開していきます。インスタ内では、左側のコンセプト投稿とテレコで運用。ノバレーゼでは、来館者の60%がインスタを見ていると回答しています。成約前の人は、インスタでよりリアルを掴む傾向が強いため、それを意識した投稿になっています。ロゴや各写真には【#会場名】のハッシュタグを入れています。アカウントを目にした結婚式を終えた人が、このタグを使って投稿することで、勝手に宣伝してもらう効果を狙っています。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月21日号)

