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経営者がおさえておくべきCRMのポイント#最終回~メールマーケティングオートメーションが可能にする業務効率化~(テイクアンドギヴ・ニーズ 新規事業開発部長岩田 能氏)

経営者がおさえておくべきCRMのポイント#最終回~メールマーケティングオートメーションが可能にする業務効率化~(テイクアンドギヴ・ニーズ 新規事業開発部長岩田 能氏)

 みなさんこんにちは。連載第6回目の最終回は、Eメール上で行うマーケティングオートメーション(MA)の利用による、業務効率向上についてのお話です。

 連載を始める前は、MA一つで半年も持つのだろうかと思っていましたが、最終回の原稿を書きながら振り返ると、MAがそれだけ様々な効果をもたらす技術なのだということを改めて実感します。

昨今の全国的な採用難は人件費高騰につながり、業務効率の向上は、よりコストに直接影響を与える因子になりました。業務効率が低下すると、社員の負荷が高くなって退職を加速させ、残った人員に一層の負荷が掛かることで、次の退職が発生するという負のスパイラルを生み出します。

これに歯止めを掛けるため、本来社員やお客様に還元すべき資金から、人員補填の採用費を捻出し続けていくという選択を迫られます。

 この問題に逆行するかのように、当社には「非効率の美学」という言葉があります。最高のオリジナルウェディングを作るためには、非効率を忌避してはいけないという意味です。ここに近年「非効率の為の効率化」というコピーを加えるようにしています。 限られた労働時間の中で「非効率でも価値のある仕事」を 可能にするには、その裏側に業務を効率化する強い仕組みが必要だ、ということです。

 「ヒト」の発想力や技術、そして「ヒト」のホスピタリティに依存する業界であるからこそ、ブライダル企業はより一層、貴重な社員をそこに集中させるために、最大限効率的な仕組みを用意する必要があるわけです。この点で、ブライダル業界における業務効率向上の動きは、コストカットと付加価値創造を両睨みする重要な施策と捉えることが出来るでしょう。

 MAは当社のどのシーンにおいて、業務を効率化してくれたでしょうか。過去の記事で触れたものもありますが、ブライダルフェアの来館促進、写真のABテスト、試食会や店舗イベントなどの集客、各種アンケートの配布/集計、サービスのクーポン配布、年賀状やクリスマスカード送付、データ入力漏れのアラー トなど、全国約100のバンケッ トが個別にカップルやクライアントと関わる様々なシーンにおいて、その裏にある業務をごっそり集約。約500名の営業社員の負荷を削減しました。元々外部へ委託していた一部の業務は、費用が削減される結果となりました。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月1日号)