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第2回《アレルギーの授業》結婚式場におけるトラブルの原因【CAN EAT 代表取締役CEO 田ヶ原絵里氏】

第2回《アレルギーの授業》結婚式場におけるトラブルの原因【CAN EAT 代表取締役CEO 田ヶ原絵里氏】

アレルギーがある人は多様化しており、これまでのように7品目のみの対応だけでは足りなくなっています。当社のアレルギーシステムに申請されているアレルギーのランキングは、1位がえび、2位がかに、3位がキウイと、既に表示義務がある7品目でないものが上位に入っています。それ以外にも、8位にはさくらんぼ、9位にメロン、10位に梨といった特定原材料7品目+準特定原材料21品目にもない申請が目立ちました。
食物アレルギーは食後すぐに症状が出ないケースも多いため、飲食業態におけるアレルギートラブルは見える化されにくく、サイレントクレーマーになる傾向が強いのも特徴です。実際に外食での食物アレルギー発症は約67%に経験があるものの、この中の62%は発症したことを店舗側に伝えていません。特に祝い事の席では、よりサイレントクレーマーが多く発生していると考えられます。

 

結婚式におけるアレルギー対応トラブルについて、プランナーでは、発症そのものよりも「食事制限を伝えていたのにこんな対応をされた」というコミュニケーション面の問題の方が取り上げられやすい傾向です。
一方キッチンサイドでは、コンタミネーション(微量混入)よりも、そもそもの原材料確認に問題がある場合のトラブルが多いです。チーズ、バター、ヨーグルト、生クリームなど「乳」「ミルク」という名前が入っていない材料を提供してしまうなどの見落とし系。粉チーズやアイスクリームの原材料に卵の成分が「まさか入っているとは思わなかった」慣れが起因となるなど。こうした事例を参考に、トラブルの種を把握し、対策を打つことが重要となります。この機会に「〇〇アレルギーはどんなことを確認しておくべきか」を見てください。(PR)
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月11日号)