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教えて!衣川さん #連載3 カップルのタイプ別 新規接客攻略道場

教えて!衣川さん #連載3 カップルのタイプ別 新規接客攻略道場

都内ゲストハウスにプランナーとして新卒入社。その後、青山のレストランウエディングのチーフプランナーとして転職。2002年にひらまつに入社し、07年にディアーズ・ブレイン営業部マネージャーに。昨年8月に独立を果たし、現在はプランナー・会場向けの研修、トレーニングを中心に活動中。

みなさんこんにちは。連載3回目のテーマは「子連れカップル」。抑えておくべき新規接客のポイントを改めて考えてみましょう。

 

プランナーの方達と話していると、「子連れの新郎新婦は、いつもの接客ができない!」という声も多いのですが、できなくて当然。理由は大きく3つあります。1つ目が子連れの場合赤ちゃんがグズる、飽きてしまうなどの理由から、長時間の接客が難しいこと。2つ目は、オムツ替えや授乳、眠くて泣き出してしまうなど、接客中に何が起きるか分からないため。最後に、パパとママが同時に来館したとしても、どちらか一方は子供の相手をしている時間もあり、実は1人にしか接客していない可能性も十分に考えられること。ではどのようにアプローチをし、受注に繋げていくべきでしょうか。

 

まず大事なのが事前準備。何名で来館するかを確認し、仮に子連れの場合は個室対応が必要になることもあります。子供と一言で言っても年齢は様々で、抱っこしていなければいけない赤ちゃんなのか、もしくは元気に歩き回れるような年なのか。個室での接客の方が良ければ、事前に部屋を確保するようにしましょう。打合せスペース以外にも、結婚式の雰囲気を味わえるブライズルームは喜ばれる可能性も出てきます。コロナ禍の現在においては、バンケットが空いているというケースも。ベビーベッドなどを所有していれば、宴会場に運び入れ、そこで新規接客に臨むのもいいかもしれません。

 

もう1つ事前に確認しておくべきなのが、タイムリミット。慣れない場所に数時間いると子供が泣いてしまう、あまり多くはないとはいえ夕方スタートの場合、子供に夕飯を食べさせる必要が見学開始直後に出てしまうなど。式場見学が初めてというカップルは、新規接客にどれだけ時間がかかるかを予想していないことも多いですから、「お帰りのご希望時間などはございますか?」と最初に確認しておくと、パパママカップルは安心できるでしょう。

仮に90分程度など時間制限があれば、会場見学や試食などの体験を来館当日にし、その後の見積もり作成・提案などは別日に分けるのも1つのポイントです。コロナの影響によりオンライン接客に抵抗がないという声も大きくなりつつあるので、式場でしかできないこと、その後Webでも十分フォローができることを、事前に分けて考えておくのもいいかもしれません。日にちをまたいででも細かく接客を区切ってほしいというパパママもいる一方で、「1回で一気に話を聞いて検討したい!」というカップルも中にはいるはず。「赤ちゃんも疲れちゃうので、次回にしましょう!」とプランナーが勝手に決めるのではなく、カップルにどうしたいのかを聞いて、そのニーズに合った選択肢を提供できるようにしておくのがベストです。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月11日号)