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大手企業で全国1位を獲得【TRINITY BRIDAL 代表取締役社長 新井寿美氏】

大手企業で全国1位を獲得【TRINITY BRIDAL 代表取締役社長 新井寿美氏】

 プランナー転身わずか2年で成約率65%、大手企業の全国1位となった新井寿美氏。年間350件の新規に出て成約数は200件、ベストブライダルで2年連続1位をとった池田亜希子氏。アルバイトながら半期で60件を成約し、ベストブライダルの小型店グループで1位となり社員に抜擢された本間成慈氏。新規接客で輝かしい実績を誇る3名が手を組み、昨年11月にTRINITY BRIDAL(東京都渋谷区)を設立した。現在は池田氏、本間氏を含めた7名のチームが、契約会場の新規接客アウトソーシング部隊として現場で力を発揮する。豊富な経験と圧倒的数字を武器に、成約率が低迷する会場の救世主として注目されている。

1年間の成約率は75%
TRINITY BRIDALは、現在3 社と契約している。池田氏、本間氏を含めた7名が、契約会場の新規現場で接客に携わり、成約を獲得している。コロナ禍で成約率が低迷する会場も多い状況であるが、同社スタッフの全体成約率は1月47%、2月43%と各会場平均の倍に近い数字を叩き出し、3月に入ってからは55%で推移している。
この数字を支えているのが、3名のこれまでの輝かしき実績だ。数100名の新規スタッフが在籍する大手企業の新規営業で、全国1位を獲得した経験のある3本の矢が集まったことを考えれば、高い成約率を維持するのは当然ともいえる。

代表取締役社長の新井寿美氏が、保育士からプランナーに転身したのは30歳の時。ブライダルの知識を補うため、2002年に大手企業が運営していたブライダルスクールに通ったが、当時はプランナー人気も高く、300人の生徒が在籍していた。その中で優秀な2、3名がその企業に入社できる仕組みであり、新井氏はその狭き門を突破した。
「入社翌日には新規に回されたのですが、教えてもらうこともなく何をやっていいのかさえ分からない状態。1ヵ月間は、まったく即決が取れませんでした。」(新井氏)
即決は取れなかったものの、新規接客した半分が再来館となり、成約率は50%を記録した。これに自信を得たこともあり、その後も成約率は65%を維持し、2年目には全国1位となり表彰された。3年目は成約率がさらに75%にまで上昇。この実績を引っ提げて2005年にベストブライダルに移籍し、新規支援のアシスタントマネージャーとして、数字が落ち込んでいる店舗の立て直しのために全国を回り、その後支配人、エリアマネージャー、統括マネージャーとステップアップしていった。支配人時代には、年間170件だった事業所を、わずか1年で300件に回復させるなど、マネジメント手腕も発揮していった。
新井氏が新規支援を担当していた2005年、横浜の施設でアルバイトをしていたのが同社の代表取締役副社長・池田亜希子氏だった。花の専門学校に通っていた時に、たまたま通りかかかった横浜のアートグレースの施設に魅了され入社を希望。ただ、ベストブライダルは当時、専門学校卒業生を新卒採用していなかったため、まずはアルバイトとして入社した。
「もともとプランナーになることを夢見ていたのですが、入社してからは新規一筋です。伊勢山の開業にも携わるなど、大型バンケットの経験を積んできました。」(池田氏)
本部から来た新井氏は、池田氏の新規接客も指導した。池田氏はすぐに頭角を現し、当時としては異例でもあった専門学校卒のアルバイトから正社員に。入社から3年目、4年目には、大型バンケット部門で2年連続成約率・成約数の1位を獲得した。年間350件新規接客に出て、成約は200件を記録したのだ。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月21日号)