LISTEN to KEYMAN

キーマンに聞く

各会場の現場でも活かせるChatGPTセミナー開催【ウィーブ 事業運営本部 本部長 太田大資氏】

各会場の現場でも活かせるChatGPTセミナー開催【ウィーブ 事業運営本部 本部長 太田大資氏】

ブライダル映像撮影、引出物システムを提供しているウィーブ(大阪市北区)は昨年、全社員がChatGPTの研修を受講し、社内業務改善に活用している。さらにその活用事例を結婚式場現場に生かしてもらう目的から、ChatGPTセミナーを4月からスタートする。

「研修は部署ごとに分かれて受講しました。例えばSNSチームであれば、SNS投稿のコンテンツ生成を学ぶ目的で。営業は接客向上のために営業トークやクロージングのアドバイスを受けるなど、具体的な学びをカスタマイズしてもらいました。」(事業運営本部本部長・太田大資氏)

中小企業は大企業と異なり、マルチタスクかつ経験のないプロジェクトを担当することも常だ。社内にも詳しい人がいない状況で、スピーディーにプロジェクトをスタートするためにもChatGPTは強い味方になる。

「ChatGPTで自社専用のメニューを作り、就業規則、各種マニュアルも読み込ませています。その場合ネット経由の情報は遮断しているため、読み込ませた知識だけから回答してくれます。例えば自社のフレックスタイムの制度を聞きたい場合には、上司や総務部門に確認する必要なく、その中で回答を得られます。」(太田氏)

今後は社内での活用事例に基づき、結婚式の現場で対応できるノウハウを、セミナーを通じて提供。ChatGPTの基本的な使い方から、現場ですぐに着手できる文書作成、接客アドバイス、クリエイティブの3軸の講習だ。

「マイク、スマホで音声入力をすると会話が成立しますから、事前にこういう設定の顧客と指示を出しておけばロープレも出来ます。自社のトークスクリプトを入れておいて、それに基づいたアドバイスも出てきます。こうした使い方を、会場関係者に知ってもらえれば。」(太田氏)

 

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月1日号)