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働くスタッフの成果を可視化【バニッシュ・スタンダード 代表取締役 小野里寧晃氏】

働くスタッフの成果を可視化【バニッシュ・スタンダード 代表取締役 小野里寧晃氏】

 アパレル企業を中心に、サービスを展開してきたバニッシュ・スタンダード(本社:東京都港区)。Webからの接客を可能にし、各スタッフ自身が“集客チャネル”となるものだが、今夏からアニヴェルセルでのサービス導入が決定した。代表取締役の小野里寧晃氏は、「企業が個々をしっかりと評価することが重要」と語る。プランナーを“表舞台”とするのならば、これまで裏方に回りがちだった調理場などにどのような光が当たるのか。話を聞いた。

――9月でサービス開始から4年目を迎える『STAFF START』。アパレル業界を中心に、現在は1000ブランドと取引がありますが、具体的な内容は。
小野里「導入実績の多いアパレルを例に説明すると、各ショップスタッフが自社の通販サイトでコーディネートを披露。着こなし方やオススメポイントなどをWeb上で発信していくというものです。オンラインでコーディネートをチェックするのは当たり前のこととなりましたが、デジタル化が進む前は実店舗での接客が通常だったわけです。当サービスを導入することでオンライン上でも“接客”が可能となり、スタッフが発信するコーディネートを見たユーザーは、消費行動を掻き立てられる流れですね。『この服が欲しい』というニーズはもちろん、『この人のような着こなしがしたい』といった、特定のスタッフに対する憧れにも繋がっていきます。」

 ――サービス導入で生まれる、具体的なメリットは。
小野里「スタッフ経由で洋服が売れれば、自社通販サイトで個々の販売員の売上金額が可視化できます。Aさんは先月はいくらだったけれど、今月はいくらにアップしたなど、自身がどれだけ会社に貢献できているかが見えてくるため、働くモチベーションにも繋がってきます。実店舗でも“カリスマ店員”のような存在はいたわけですが、個々の販売スキルに関わらず、配属エリアなどによっては売上に差が出てしまうケースもありました。一方Webであれば、全員が同じラインに立ち “接客”できるので、フェアな状態で結果を比較可能。実際に企業内での月額売上が何位なのかもチェックできるので、各スタッフの“通信簿”のようなイメージですね。現在はベイクルーズやアダストリアなど大手アパレル企業の他に、コーセーやポーラなどの美容業界にもサービスを拡大しています。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)